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[8月第3週]日本曹達、ヤマシンフィルタ、日本シイエムケイ、ウシオ電機、サニックス

トウシル / 2018年8月13日 15時54分

[8月第3週]日本曹達、ヤマシンフィルタ、日本シイエムケイ、ウシオ電機、サニックス

[8月第3週]日本曹達、ヤマシンフィルタ、日本シイエムケイ、ウシオ電機、サニックス

日本曹達 東証1部

 8月3日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益▲21.8%の50億円、経常利益▲16.3%の77億円の減収・減益の見通し。5月11日時点の予想と変わらず。業種:化学(化学品、農業化学品、商社、運輸倉庫)。

 2012年6月5日の275円を底値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年10月23日の966円でピークをつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2016年7月8日の384円の安値をつけて反発。11月9日に404円で二番底をつけて2017年2月22日の681円まで上昇しました。その後、5月30日に561円まで押し目を入れ、11月9日の796円、今年1月15日の809円と二点天井をつけて調整入りとなりました。その後、3月26日の569円、6月22日の580円と二点底をつけて再上昇し、8月6日の679円で買い転換となっています。

 

6240 ヤマシンフィルタ 東証1部

 5月15日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+23.0%の23.50億円、経常利益+28.3%の23.40億円の増収・増益の見通し。3期連続の増収・増益の見通し。業種:機械(建機用フィルタ、産業用フィルタ)。

 現在、2016年8月1日の85.8円(分割前429円)を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。2017年8月8日476円(分割前2,382円)を安値に、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行。今年1月12日1,579円の高値をつけ、2月9日の1,115円までの押し目の後、3月9日には1,502円の二番天井となりました。

 この1,502円から短期の下降トレンド(C)となっていましたが、6月26日に1,000円を安値にもみあった後、下降トレンド(C)を上放れて8月3日に1,216円で買い転換となっています。

 

 

6958 日本シイエムケイ 東証1部

 8月3日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益▲6.2%の40億円、経常利益▲5.5%の37億円の減収・減益の見通し。5月11日発表時点と変わらず。

 2015年10月20日の224円を安値に、上昇トレンド(A)を形成。この中で2016年11月9日の480円を安値に、角度の大きい上昇トレンド(B)の中で2017年7月26日の1,112円、8月28日の1,163円、11月7日の1,234円と順上げの三尊天井となりました。

 11月7日の1,234円をピークに下降トレンド(C)へ転換。この下降トレンド(C)の中で、今年3月5日に819円の安値をつけてもみあい、5月2日の892円の戻り高値に。その後、下向きの先細三角形(D)の下げとなっていましたが、7月5日の650円を安値に反発。8月7日に800円で買い転換(上放れ)となっています。

 

6925 ウシオ電機 東証1部

 7月31日発表の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+23.1%の125億円、経常利益+16.2%の140億円の2期連続の増収・増益の見通し。5月10日時点の見通し変わらず。

 2014年10月17日の1,049円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2015年5月18日の1,873円をピークに調整後、11月11日に1,859円の二番天井をつけて下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、2016年8月1日の985円まで下落した後、上昇トレンド(C)へ移行。この中で今年1月9日の1,707円まで戻した後、調整入りとなり、6月20日の1,332円、7月5日の1,331円とダブル底をつけて、7月9日に1,420円で買い転換へ。

 8月1日の1,541円まで上昇後は、押し目となっています。月足で見ると2017年5月12日の1,346円、今年7月5日の1,331円と二点底、日足でみると6月20日の1,332円、7月5日の1,331円のダブル底からの反発という形です。

 

4651 サニックス 東証1部

 8月9日発表時点の2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+75.8%の21.90億円、経常利益+106.1%の21億円の増収・増益の見通し。5月14日時点の発表と変わらず。

 2014年5月29日の1,637円をピークに下降トレンド(A)を形成。この中で2016年2月12日の119円で底打ちとなり、その後は、ゆるやかな上昇トレンド(B)に。この中で2017年9月5日の388円を高値に、今年2月6日の207円まで下げて6月5日の389円まで反発。

 7月11日の264円まで押し目を入れ、7月31日の383円まで戻して再下落となっています。
8月9日の決算発表では通期予想は変わっていませんので、狭い範囲の上下動で動きそうです。現在、ゆるやかな上昇トレンド(B)ですが、目先は上値が6月5日の389円、7月31日の383円のため200~390円のボックス相場になる可能性があります。

 

(出島 昇)

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