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ドル/円急落。トランプ貿易戦争、次は日本が標的?

トウシル / 2018年9月7日 9時55分

ドル/円急落。トランプ貿易戦争、次は日本が標的?

ドル/円急落。トランプ貿易戦争、次は日本が標的?

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.35

下値メドは110.07

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(9月6日)

6日のドル/円の終値は110.71円

 前営業日に比べ0.79円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • USD:トランプ大統領「(貿易問題で)日本との良好な関係は終わるかもしれない」
  • USD:ホワイトハウス高官が匿名でトランプ大統領の批判論評をNYタイムズ紙に掲載
  • USD:ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁「利上げをこれ以上速める必要はない」
  • USD:ADP全米雇用データが予想を大きく下回る。マーケットはドル売りで反応
  • EUR:スイス4-6月期GDP前年比+3.4%、予想を大きく上回る
  • JPY:片岡日銀審議委員「追加緩和をすべき」
  • BLR:ブラジル大統領選首位の極右候補が腹部刺され重傷

主要指標終値

 

本日の注目通貨

ドル/円:今夜、米雇用統計発表

 NY時間のドル/円は急落しました。トランプ大統領が対日貿易赤字に不満を持っているとのニュースが伝わると、111円台前半で取引されていたドル/円は110.51円まで売られ、2週間ぶりの安値をつけました。(チャート1)

 今日は米国の8月雇用統計の発表があります。NFP(非農業部門雇用者数)の予想は+19.1万人で、前月に比べ大きく増える見通しですが、先行指標とされる8月ADP全米雇用データが予想を大きく下回りました。季節的要因であれば問題ないのですが、別の理由があるとすれば心配です。

 平均労働賃金の予想は前月比+0.2%と緩やかなペースで増加。賃金上昇が物価上昇のスピードに追いつかず、実質賃金が減っているとの指摘があり、ミネアポリスのカシュカリ連銀総裁は「賃金の伸びがとても低い」と述べています。

 ただ、米国の8月ISM景気指数は14年9カ月ぶりの高水準に達するなど米国経済に対する信頼は強く、これがドル高の支えになっています。それだけに今夜発表の雇用統計が予想より悪かった場合は、調整のドル売りが出ることも考えられます。

 雇用統計詳細レポート「8月雇用統計は好調予想!しかし、この状況はいつまで続くのか?」もぜひご覧ください。

 

ユーロ:「貿易戦争、次は日本の番だ!」ユーロ/円も売り強まる

 ユーロ/ドルは方向感の出ない動き。ユーロ/円はドル/円の下げに連れてNY時間に128.49円まで下げました。ユーロ/円上昇トレンドは131円手前でピークを迎えた可能性があります。(チャート2)

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

7日:米雇用統計、カナダ雇用統計など

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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