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トルコ、南ア反発!貿易戦争鎮静化でリスクオン。高金利通貨に買い

トウシル / 2018年9月21日 9時35分

トルコ、南ア反発!貿易戦争鎮静化でリスクオン。高金利通貨に買い

トルコ、南ア反発!貿易戦争鎮静化でリスクオン。高金利通貨に買い

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.91

下値メドは111.83

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(9月20日)

20日のドル/円の終値は112.50円

 前営業日に比べ0.20円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • USD:ダウ平均株価が史上最高値を更新
  • CNY:中国が輸入品の関税「引き下げ」を検討
  • ZAR:南ア準備銀行、政策金利を6.5%に据え置き
  • NOK:ノルウェー中央銀行、政策金利を0.75%に利上げ
  • CHF:スイス国立銀行、政策金利を▲0.75%に据え置き
  • NZD:NZのGDPは2年ぶりの強さ。RBNZ(NZ準備銀行)の「利下げ」リスクが後退か
  • JPY:安倍首相が総裁3選、内閣改造を10月に

主要指標終値

 

本日の注目通貨

トルコリラ/円:上下しながらも、徐々に回復中

 20日のトルコリラ/円は18.26円まで上げたあと17.55円まで下げるなどまだ安定していないものの、それでも9月に入ってからの動きを見ると下値は徐々に切り上げつつ上昇しているのがわかります。(チャート1)

 トルコ財務省は、新規インフラ投資の凍結など財政規律を重視する3カ年経済計画やトルコの銀行の不良債権の整理に着手することを発表しました。トルコが市場の信頼を回復することが目的です。

 トルコリラの買い残高がこの1カ月でかなり整理されたこともあり、マーケットの目は短期的な通貨安防止政策から、中期的な税制改革へと向き始めています。とはいえ、エルドアン大統領にトルコの金融当局がどれだけ抵抗できるのかと、マーケットはまだ懐疑的。エルドアン大統領が協力姿勢を示すならトルコリラ大幅上昇の可能性はありますが、今はまだ暖気運転の状態です。

 

南アランド/円:次回利上げ期待で大きく上昇

 SARB(南アフリカ準備銀行)は、20日の会合で政策金利を6.5%に据え置きました。
とはいえ決定は僅差で、7名の政策委員のうち3名が利上げを主張。11月には利上げの期待で南アランドは大きく買われました。(チャート2)

 

ドル/円:112円半ばまで上値伸ばす

 ドルが全体的に売られたマーケットでもドル/円だけは上昇。(チャート3)

 貿易戦争の懸念が一時的にせよ後退する中、NYダウ平均は史上最高値を更新。マーケットに明るいムードが戻りドル/円は112.58円まで高値を更新しました。

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

21日:ドイツ、欧州PMI、カナダ小売売上高、カナダCPIなど

経済指標過去データはこちらをチェック!

天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。

 

(荒地 潤)

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