【基礎の投資信託】どうやるの?投資信託の選び方
トウシル / 2018年10月9日 13時0分
【基礎の投資信託】どうやるの?投資信託の選び方
ライフプランに合った投資信託を選ぶ
投資できる期間や目的に合わせた投資スタイルを見つけて賢くお金を育てていくことが大事です。ここでは、年代別、目的別に投資信託(ファンド)の選び方を解説します。
20~40代の場合(1)老後資金を準備したい
長期投資でご自身のお金をじっくり育てていきましょう。
例えば、期待リターンが高めの資産への投資によって収益を求めるのも一つの手段。
期待リターンの高い資産はリスクも相対的に高くなりますが、長期間投資することでリスクを低減することが期待できます
!例えば…こんなタイプの投資信託
国内株式型ファンド
海外株式型ファンド
20~40代の場合(2)子どもの教育資金やマイホーム購入資金を準備したい
将来必要な資金のため、「減らさないこと(安定性)」を重視し、リスクが低めのファンドを選ぶ方針で考えてみることも一つの手です。
!例えば…こんなタイプの投資信託
・国内債券型ファンド
・バランス型ファンド
20~40代の場合(3)キャリアアップのための資金がほしい ・投資のきっかけ作りに、少しお金を増やしたい
短期間での投資となるため、リスクは取りすぎず、少しでも堅実にお金を増やすことを考えましょう。また、投資に回せる資金が少ない場合、費用の低いインデックス型ファンドを組み合わせたバランス型ファンドを選んで分散投資する手段もあります。
!例えば…こんなタイプの投資信託
・バランス型ファンド
50代以上の場合(1)ゆとりのある老後生活を送りたい
安定性を求めるだけでなく、ある程度リスクはあるものの、相対的に利回りが期待できるファンドに投資し、インカムゲイン(分配金)を重視したポートフォリオを構築するのも一つの方法です。
また、投資経験が豊富だったり、十分な資金がある方は、株式型ファンドなどへの投資比率を上げて、高めのリスクを取り、さらに長期的な資産の拡大を図るという考え方もあります。
!例えば…こんなタイプの投資信託
・海外債券型ファンド
・バランス型ファンド
50代以上の場合(2)余裕資金として、定期的な収入がほしい
毎月分配型ファンドに投資することで、定期的に分配金を受け取ることが期待できます。
・毎月分配型ファンド
ポイントまとめ
一つのファンドに投資するだけでなく、投資対象の異なるいくつかのファンドを組み合わせて分散投資を行うのも、資産運用をする上では重要です。
目的に応じた決算回数の投資信託を選ぶ
投資信託の決算回数(分配金を払い出す回数)には毎月や年1回などさまざまあります。ここでは自身の目的に合う決算回から、ファンドの選び方を解説します。
定期的な現金収入がほしい
毎月分配型ファンド など
毎月分配型ファンドに投資することで、定期的に分配金を受け取ることが期待できます。
注:ファンドの運用状況によっては分配金が変わる場合、あるいは分配金が支払われない場合があります。
長期でコツコツ資産形成したい
年1回決算型 など
長期投資する上でのコツの一つが、複利効果のメリットを受けることです。
毎月分配型などの決算回数が多いファンドは得た収益をその都度分配金として支払うため、その分、運用に回せるお金が少なくなり、決算のたびに税金もかかることになります。
これに対して、年1回決算型などの決算回数が少ないファンドへの投資は、より複利効果が得られる手段と言えます。
注:相場が下がり続けるようなケースでは、複利効果のメリットは逆の作用となります。
その他にも、年2回決算型ファンド、年4回決算型ファンド、年6回決算型ファンドなどがあります。
(アセットマネジメントOne)
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