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20分でできた!はじめての「ふるさと納税」。めんどくさがりや必見!

トウシル / 2018年11月7日 0時0分

20分でできた!はじめての「ふるさと納税」。めんどくさがりや必見!

20分でできた!はじめての「ふるさと納税」。めんどくさがりや必見!

 

▼やってみた人

40代女性。職業:ライター。夫(40代)と小学2年生の息子の3人暮らし。超めんどうくさがり。水や米などの重いもの、お歳暮、お中元など、発送の手間がかかるものは楽天市場で購入してポイントを貯め、ファッションや化粧品に使っている。

「寄付できる上限額」がある、と初めて知り、さっそく不安に。大丈夫か私!?

“納税”というからには、めんどくさいに違いない、とハナから調べもしてなかった「ふるさと納税」。でも、友達に「やればいいのに。楽天市場の買い物とやることはほとんどいっしょだよ」と言われて、少し心が動きました。

 さらに、「普通なら買わないイイ肉も、自己負担は2,000円分だけで、申請すれば後日、控除されて戻ってくるから、罪悪感なしに選べる」「消えモノだけじゃなくて、鍋とか陶器とか形に残るものを選べば”納税した感“が翌年以降も長持ちして気分イイ」というアドバイスが気に入り、「ま、一回やってみるか。めんどくさそうならその場でやめて戻ればいいや」と、楽天ふるさと納税ページへ行ってみることにしました。

 楽天市場トップから楽天ふるさと納税をクリック。事前にいろいろ調べるのがめんどくさいので、1で視聴できる動画を見てみました。ふるさと納税の税控除対象となる寄付額には「上限額」があるらしい、ということをココで初めて知りました。

 まずはその上限額を調べないといけないらしいので、年収と家族構成を入力すれば、自動的に「上限額」が計算されるという「かんたんシミュレーター」をクリック。それによると私の寄付上限額は7万1,400円。そろそろお歳暮の時期なので、それに当ててもいいかなぁ…。

届いてからの調理がめんどくさくなさそうなハンバーグを選択!

 ためしに一つ返礼品を選んでみよう、今の時期だと新米もいいな、前から欲しかった波佐見焼の陶器もいいな、とサイトを眺めていると「肉!肉にすべき!肉が食べたい!」と我が家の“ミート君”こと食べ盛りの息子(小学2年生)がパソコンに張り付き、全力で主張を始めました(笑)。

 一向に引く気配がないため、カテゴリの中から精肉・加工商品を選択。ひとまず肉ジャンルの人気ランキングを見るとそれはそれは上物の肉がずらり。「これがいい!これが食べたい!」とミート君が勝手にクリックしてしまったのが、ランキング上位の『宮崎県新富町・エモー牛<極上仕上げ ハンバーグ>』。10,000円と、なかなかのお値段だったので少しひるみましたが、いったん自分の財布から支払っても、申請すれば2,000円をのぞいた8,000円分が控除されて戻ってきます。まあいいか、とクリック。

 購入画面で、この税金を何に使ってほしいのか、という税金の使い道が選べるのが新鮮。さらに「ワンストップ特例を希望する」という項目があり、これを選択しておくと、後日送られてくる書類を返送するだけで、本来必要になる納税のアレコレが不要になる、とのことなので迷わず「希望する」を選択しました。

<<ふるさと納税ってどんな仕組み?ふるさと納税についておさらい!>>

 これで完了。ここまでわずか20分足らず。まさに友人の言うとおり、「楽天市場の買い物とやることほとんどいっしょ」だったのに、この後、控除手続きを済ませれば、私は宮崎県に寄付したことになるらしいです。う~ん、簡単♪ あとは送られてくる書類がめんどくさいかどうか…やや不安…。

実質2,000円で寄付できる!というしくみをおさらい!

たとえば今回、私が寄付したハンバーグ=10,000円の場合、こんな形で戻ってきます!

 ふるさと納税は「納税」という言葉が使われていますが、実質はその自治体に対する「寄付」となります。たとえば、今回の例を見ると、宮崎県への寄付金10,000円-自己負担金額2,000円=8,000円が、税金から控除され、さらに返礼品のハンバーグがもらえる、という形になります。

 ふるさと納税で、ワンストップ特例制度を利用するためには、

【1】1年間の寄附先が5自治体以内であること

【2】確定申告をしない人であること

【3】寄付自治体にワンストップ特例申請書を含めた必要書類を期限内に提出していること

が条件です。

特に【3】は重要!お忘れなく!

※1月10日までに必要書類の提出が必要になるため、12月末など、年度ぎりぎりで寄付した人は、1月10日までに書類到着が間に合わない可能性があります。その場合、書類はダウンロードできます!詳しくはこちら>>

寄付してみた!スマホ編

 

 ミート君の意見を採用したために選べなかった、憧れの波佐見焼のお皿。諦めきれず、ヤツがいない間にこっそりスマホで選んでみました!

 スマホでもほとんど同じ流れで迷わず進められます。申し込み完了後、自分の寄付履歴を確認できたり、シミュレーターでの計算結果を保存できる「マイページ」を確認すると、ちゃんと自治体数と寄付金額が増えていました!

 変り種返礼品としては、産業用ドローン(!)などユニークな返礼品があり(どんな人が選ぶんだろう?)、楽天ふるさと納税を見ているだけでなかなか楽しめます。

納税書類に記入して、寄付した自治体へ返信!

 寄付した宮崎県高鍋町からは「返礼品は12月中旬ごろにお届けします」というメールが届きました。が、返礼品のハンバーグより先に納税書類が到着。今の時点で書類が届いていない、という方はこちらからダウンロードもできます!

 

 同封されていたのは

(1) 町長さんからのお礼のお手紙
(2) 書類の書き方見本
(3) ワンストップ特例申請書
(4) ワンストップ特例申請に必要な書類を貼り付けるシート

 の4点。マイナンバーカードを持っている人と持っていない人では、提出書類が異なるため、まずは自分が提出しなければならない書類を準備してから書類を書くとスムーズ。さらに、複数の自治体に申請する予定がある人は、あらかじめ必要な部数をコピーしておくと、つどコピーしなくてよくて、効率的です!

(3)のワンストップ特例申請書は、氏名や住所などの基本情報が印刷済み・印刷なし、返信用の封筒が入っている・入っていないなど、自治体によって返信内容が少し違う場合があります。提出が一回で済むように、しっかりガイドを読んで準備しましょう!

書き終えたら、右上に押印、右下の2カ所にチェックを入れるのをお忘れなく。ハンコに気をとられすぎると、チェックを入れるのを忘れます。要注意です。

 ぜんぶそろったら封筒をポストへ投函。私は過去、年末に書き終えて投函したはずの年賀状が、年明けにかばんの中から発見され、倒れそうになったことがあります(笑)。年末年始の郵便事情を考慮して早めに投函するのはもちろんですが、達成感のあまり、肝心の「投函忘れ」をしないようご注意を!書類の到着は寄付の翌年1月10日必着です。

やってみた感想

 想定していたよりずっと簡単で分かりやすく、一連の行程で迷うことがほとんどなかったのにビックリ。控除自体は来年と少し先の話になりますが、お得で楽しく節税できて、とても賢くなった気がしました!

 この短い記事中でも「めんどくさい」が合計9回も出てくる私でさえ、ちゃんと最後までたどり着けました!返礼品を選んでいるときは、とにかく気分アゲアゲです。「 難しそう」「めんどくさい」「興味ない」と思っている方、この一年がんばった自分を、お得に賢くねぎらってみてはいかがでしょうか?

ふるさと納税の寄付上限額を確認する

楽天ふるさと納税をチェック

ふるさと納税お役立ち情報まとめ特集をチェック

(トウシル編集チーム)

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