景気不安で世界の株式市場が全面安!FXはどうなる?主要通貨ペアの上値と下値のメドを確認
トウシル / 2018年12月17日 9時19分
景気不安で世界の株式市場が全面安!FXはどうなる?主要通貨ペアの上値と下値のメドを確認
本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(12月14日)
14日のドル/円の終値は113.40円
前営業日に比べ0.20円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ナバロ米国家通商会議委員長「FRB(米連邦準備制度理事会)は動くのが早すぎる」
ケリー大統領首席補佐官が年末で辞任、後任はマルバニー氏。
全面安。ダウ平均株価は一時500ドル超下落。世界景気後退を懸念。
サウジアラビアが米国向け原油輸出の大幅削減を計画。
全国世論調査で内閣支持率37%、不支持率が40%で上回る。
日銀短観、日本企業の景気先行き不安を反映。
日銀短観、企業の想定為替レートは109.41円。
フランスのサービス業PMIが悪化。デモの影響深刻。
ブンデスバンクがドイツの経済見通しを大幅に引き下げ。
ノボトニー・オーストリア中銀総裁「ECB(欧州中央銀行)は経済が弱くなるとは考えていない」
11月小売売上高、約15年ぶり低水準に落ち込む。
中国 、米自動車に対する報復関税を3カ月間停止。貿易摩擦解消へ歩み寄り。
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:今週のピボットは113.12円
今週のウィークリー・ピボット
第2レジスタンス114.58円
第1レジスタンス113.99円
ウィークリー・ピボット113.12円
第1サポート112.53円
第2サポート111.65円
12月のこれまでの高値は113.82円、安値は112.23円。
高値と安値の半値(50%)は113.03円。
先週の終値はその前の週に比べ0.72円のドル高/円安。
先週の値幅は1.47円で、1日の平均値動きは0.64円。
2018年のこれまでの高値は114.55円、安値は104.61円。半値レベルは109.58円。
金曜日のNY株式市場は全面安。日経平均や欧州の株価が続落する嫌なムードの中で、ダウ平均株価は一時500ドル超下げて5月以来の安値を更新。10月3日につけた史上最高値2万6,951.81ドルからの下落率は10.6%となりました。個別ではジョンソン・エンド・ジョンソンがは「ベビーパウダーに発がん性物質のアスベストが混入していたことを数十年間隠蔽していた」との報道で12%以上の大幅安。S&Pの終値は2,599.95で、終値ベースでは4月以来の2,600割れとなりました。
マーケットが再びリスクオフに傾き、ドル/円は113.67円を高値に113.21円まで下落。
ユーロ/ドル:今週のピボットは1.1337ドル
今週のウィークリー・ピボット
第2レジスタンス1.1511ドル
第1レジスタンス1.1405ドル
ウィークリー・ピボット1.1337ドル
第1サポート1.1232ドル
第2サポート1.1164ドル
12月のこれまでの高値は1.1442ドル、安値は1.1269ドル。
高値と安値の半値(50%)は1.1356ドル。
先週の終値はその前の週に比べ101ポイントのユーロ安/ドル高。
先週の値幅は173ポイントで、1日の平均値動きは78ポイント。
2018年のこれまでの高値は1.2555ドル、安値は1.1216ドル。半値は1.1886ドル。
ユーロ/ドルは下落。ユーロ圏の経済指標の悪化を理由に海外時間に1.2692ドルまで下げて、今月の安値を更新しました。高値は東京時間の1.1365ドル。
景気先行きを予想する重要指数であるユーロ圏PMIは予想を下回りました。ECB会合後の会見でドラギ総裁が口にした成長懸念が数字になってあらわれたといえます。全国デモが発生したフランスのPMIが景況判断の分かれ目とされる50を下回ったことがユーロ圏全体の足を引っ張りました。今週はドイツのIFO景況感指数の発表があります。
ユーロ/円:今週のピボットは128.46円
今週のウィークリー・ピボット
第2レジスタンス129.73円
第1レジスタンス128.94円
ウィークリー・ピボット128.46円
第1サポート127.68円
第2サポート127.20円
12月のこれまでの高値は129.25円、安値は127.62円。
高値と安値の半値(50%)は128.44円。
先週の終値はその前の週に比べ0.32円のユーロ安/円高。
先週の値幅は1.26円で、1日の平均値動きは0.79円。
2018年のこれまでの高値は137.50円、安値は124.62円。半値レベルは131.06円。
その他英ポンド、豪など主要通貨ペアのウィークリー・ピボット
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
FOMC、BOE政策金利、日銀会合、メキシコ中銀政策金利など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。
(荒地 潤)
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