投資初心者向け!一般NISA・つみたてNISAにピッタリの投資信託の選び方
トウシル / 2019年2月13日 17時38分
投資初心者向け!一般NISA・つみたてNISAにピッタリの投資信託の選び方
投資初心者向け!一般NISA・つみたてNISAにピッタリの投資信託の選び方
一般NISAとつみたてNISAが、国のすすめる「貯蓄から資産形成へ」という施策に沿った「投資家向けの優遇制度」、つまり国が全面バックアップしている制度であることをご存じでしょうか。
一般NISAとつみたてNISAを使って投資をする共通のメリットは、一般NISA・つみたてNISA口座で買った金融商品の配当・譲渡所得(つまり利益)が非課税になることです。
一般NISAでは、この年間非課税枠が年120万円と決められています。5年間にわたり、年間120万円までであれば株、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などを売買したり保有することができて、そこから得られた値上がり益や配当、分配金などから税金が差し引かれることはありません。
一方、つみたてNISAの場合は、年間非課税枠は40万円ですが、20年と期間が長く、非課税合計枠の合計は800万円と大きなメリットが得られます。
ただ一般NISA、つみたてNISAともに、非課税投資枠の再利用ができない、つまり年間のNISA非課税枠を一度活用してしまうと、売却した後、空いたその分の年間枠はNISAの恩恵は受けられません。そのため、売買が頻繁な株式などより、1本でNISA枠が完結する「オールインワン型」の投資信託(ファンド)でコツコツ積み立てるのが、投資初心者の方にはオススメです。
では、具体的にどんなファンドを選ぶべきか分からない人のために、1本だけで一般NISA枠が完結し、つみたてNISAにも適したインデックス型ファンド3本とバランス型ファンド3本を紹介します。
インデックス型ファンド
楽天・全世界インデックス・ファンド≫≫ファンドの詳細へ
この1本で、日本を含む先進国と新興国、世界約7,400銘柄に実質的に投資を行うインデックス型ファンド。全世界の株式市場を幅広くカバーできる上、時価総額の大きい大型株だけでなく、中型株や小型株にも投資している点がポイントです。
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)≫≫ファンドの詳細へ
日本を除く先進国と新興国の大型株・中型株に投資するインデックス型ファンド。はじめに紹介した「楽天・全世界インデックス・ファンド」との違いは、小型株と日本株が含まれていないことです。すでに日本株投資をしていて、海外投資にチャレンジしてみたい人にオススメのファンドです。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス≫≫ファンドの詳細へ
日本を除いた先進国株式に投資する海外株式の最も代表的なインデックス型ファンドです。「新興国への投資には抵抗がある」という投資初心者の人にもチャレンジしやすいといえます。
バランス型ファンド
リスクを一定水準に抑えて、しっかり増やす
たわらノーロード最適化バランス(安定成長型)≫≫ファンドの詳細へ
国内外の株式、債券、リートに分散投資し、目標リスク(基準価額のブレ幅)水準7%程度を目指して運用を行うバランス型ファンドです。7%の目標リスクは「公的年金より高いけれど、株式だけに投資するよりは低い」水準。リスクを一定水準に抑えながらも、お金をしっかり増やしたいという人向けです。
日本を含む世界各国の株式、公社債に分散投資
三井住友・DC年金バランス50(標準型)≫≫ファンドの詳細へ
国内外の株式と債券に分散投資するバランス型ファンド。株式の基本組入比率は50%とし、資産別では国内株35%、海外株15%、国内債券35%、海外債券10%、短期金融資産5%。国内資産の比率が比較的高く、為替リスクを抑えたい人、運用コストを抑えたい人にも向いています。
高いリターンを期待できる反面、リスクも高い
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式)≫≫ファンドの詳細へ
日本株、先進国株、新興国株にそれぞれ3分の1ずつ投資する、株式のみで構成されたファンド。一般的人株式と逆の値動きをする債券は組み入れられていないため、高いリターンを期待できる反面、リスクも高く、株式投資の経験がある人、積極的にリターンを追求したい人向けと言えます。
(篠田 尚子)
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