米中貿易協議は延長、ドル/円上昇のタイムリミット迫る?
トウシル / 2019年2月25日 9時0分
米中貿易協議は延長、ドル/円上昇のタイムリミット迫る?
本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(2月22日)
22日のドル/円のNY市場の終値は110.69円
21日の終値に比べ0.03円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
「米朝会談で非核化進展は望み薄」専門家見解。
トランプ大統領と中国主席が3月に会談。貿易協議は期限延長。
今ならトランプ氏と金正恩のヘアスタイルを無料で!米朝会談でハノイの床屋さん。
道警が鳩山元首相のツイッターをデマと認定。北海道地震で根拠のない投稿。
欧州でファーウェイの完全排除に慎重論。5G整備の遅れを心配。
メイ首相がノーディール・ブレグジットを選ぶなら、多数の閣僚が抗議辞任か。
俳優オーランド・ブルームと歌手のケイティ・ペリーが婚約。 指輪は推定5億円。
「中国が豪州の石炭輸入を禁止したという報道は事実ではない」
ロウRBA(オーストラリア準備銀行)総裁「来年は利上げが適切になる可能性」
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:米中貿易協議は期限延長
金曜日のドル/円も狭い値幅の取引が継続。1日のレンジが0.45円に満たない日が6営業も続いています。
NY株式市場では、ダウ平均株価が終値ベースでは約24年ぶりとなる9週続伸となりましたが。しかしこのリスクオンのマーケットにもかかわらず、この日の高値は110.90円まで。111円台には2月14日以来乗せることができず、そろそろ買い疲れも見えてきそうです。ただ、安値も110.56円までと下も底固い。
NY株価上昇の背景には、米中貿易交渉の期待があります。トランプ大統領は習中国国家主席との首脳会談を3月に行う考えを示していて、つまり、3月1日の交渉期限を延長して話し合いを続けるということになります。交渉が良い方向に向かっていることを予感させ、追加関税発動の再延長、もしかすると撤廃という見方さえでてきました。
しかし、トランプ大統領は2020年の大統領選挙に向けて外交で得点を稼ぎたいと前のめりになっているようでもあり、対中強硬派との温度差も気になります。マーケットは、追加関税撤廃を含む米中貿易交渉決着を前提に動いているので、失望となれば厳しい反動が予想されます。
今週のウィークリー・ピボット
ドル/円:今週の下値メド110.14円、上値メド111.21円
第2レジスタンス111.21円
第1レジスタンス110.94円
ウィークリー・ピボット110.67円
第1サポート110.40円
第2サポート110.14円
2月のこれまで
高値は111.13円、安値は108.73円。
高値と安値の半値(50%)は109.93円。
先週の終値はその前の週に比べ0.21円のドル高/円高安。
先週の値幅は0.54円で、1日の平均値動きは0.47円。
2019年のこれまでの高値は111.13円、安値は104.01円。半値レベルは107.57円。
ユーロ/ドル:今週の下値メド1.1230ドル、上値メド1.1422ドル
今週のウィークリー・ピボット
第2レジスタンス1.1422ドル
第1レジスタンス1.1377ドル
ウィークリー・ピボット1.1326ドル
第1サポート1.1281ドル
第2サポート1.1230ドル
2月のこれまで
高値は1.1488ドル、安値は1.1234ドル。
高値と安値の半値(50%)は1.1361ドル。
先週の終値はその前の週に比べ39ポイントのユーロ高/ドル安。
先週の値幅は96ポイントで、1日の平均値動きは55ポイント。
2019年のこれまでの高値は1.1570ドル、安値は1.1232ドル。半値レベルは1.1401ドル。
ユーロ/円:今週の下値メド124.07円、上値メド126.60円
今週のウィークリー・ピボット
第2レジスタンス126.60円
第1レジスタンス126.00円
ウィークリー・ピボット125.34円
第1サポート124.74円
第2サポート124.07円
2月のこれまで
高値は125.95円、安値は124.17円。
高値と安値の半値(50%)は125.06円。
先週の終値はその前の週に比べ0.68円のユーロ高/円安。
先週の値幅は1.27円で、1日の平均値動きは0.68円。
2019年のこれまでの高値は125.95円、安値は117.20円。半値レベルは121.57円。
その他主要通貨ペアのウィークリー・ピボット
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
25日:米加GDP、日欧加CPI、パウエルFRB議長発言など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)
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