米国のセント・ヘレンズ山が噴火【1980(昭和55)年5月18日】
トウシル / 2021年5月18日 5時0分
米国のセント・ヘレンズ山が噴火【1980(昭和55)年5月18日】
1980(昭和55)年5月18日
米国のセント・ヘレンズ山が噴火
1980年5月18日、米国のワシントン州スカマニア郡に位置する活火山、セント・へレンズ山が噴火しました。
この山は標高2,950メートルでしたが、この時の噴火により2,550メートルに減少、周辺の民家約200軒を焼失させ、噴火が予見されていたにも関わらず57名の死者を出しています。
日本の富士山にも似たこの山は頂上の半径約1.5キロメートルを吹き飛ばし、見る角度によっては山そのものが消えてしまったかのように見えるほどの変化をもたらしました。またこの火山の噴火は地質研究や、地球規模の自然災害による変化に大きな見識を与えました。
この時の爆発は、広島型原爆2万7000個分に相当するエネルギーが放出されたと言われています。
その噴出物の総量は1立方キロメートル、大噴火の粉塵は北半球を覆い、その後の北半球の気象を変えたといわれ、天候への影響は少なくとも1~2年は継続したと推測されている程の自然災害でした。
現在も専門家の間で研究中ですが、セント・ヘレンズ山の噴火は、地層、峡谷、石炭の形成には何千万年単位の年月が必要だという通説を根こそぎ変えてしまいました。
1980年5月18日の日経平均株価終値は
6,733円0銭
※5月18 日は休日のため前営業日の株価
ライター FIX JAPAN 前沢ともあき
(トウシル編集チーム)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
今も消えぬ心苦しさ 御嶽山噴火10年
毎日新聞 / 2024年9月21日 16時0分
-
御嶽山噴火災害から10年~気象庁の判断めぐる裁判は今も継続中~【調査情報デジタル】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月21日 6時0分
-
桜島の過去の大噴火に“共通点”マグマが50日以上通り道で停止 東北大学の研究グループ突き止める
KYTニュース / 2024年9月20日 19時51分
-
いつか移住?「火星」意外と知らない驚きの実態 夕方になると一転、赤色だった空は青色へと変化
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 18時0分
-
月着陸船、12月に打ち上げ 宇宙企業ispace、再挑戦
共同通信 / 2024年9月12日 17時47分
ランキング
-
1フランフランが「若年女性」人気を総取りするワケ アインHDによる買収を経て、再成長できるのか
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 8時0分
-
2「100円マック」も今は昔 値上げしたマクドナルドなぜ好調? コスパ重視の客には500円台のセットで対応
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 6時15分
-
33浪東京藝大「音楽諦めた」彼女の"運命の出会い" 家庭環境の変化で、一度は夢を諦めたものの…
東洋経済オンライン / 2024年9月22日 8時0分
-
4「三菱商事、伊藤忠、ゴールドマン・サックス」がずらり…偏差値55なのに就職実績"最強"の「地方マイナー大学」の秘密
プレジデントオンライン / 2024年9月22日 10時15分
-
5「多摩エリアと茨城を結ぶ特急」運転へ 首都圏を横断する珍ルート 10月に1日限定
乗りものニュース / 2024年9月22日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください