今週動きそうなクロス円はこれだ! 豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円の上値と下値のメドを確認
トウシル / 2019年5月21日 9時24分
今週動きそうなクロス円はこれだ! 豪ドル/円、ポンド/円、トルコリラ/円の上値と下値のメドを確認
本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.81円
↓下値メドは109.29円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
チャンスはありそう?
リスクオフに振れず110円台を維持しているなら
週明け20日のドル/円は、東京時間に110.32円まで上昇したあとNY時間に109.90円まで下落。売り方向も限定的で終値は戻して110.05円でした。
まずは「110.35円」をクリアすること。これがドル/円にとって一段上を目指すための最初のハードルだと昨日の「為替Walker」で触れました。月曜日はその手前で折り返してしまったのですが、米中貿易摩擦が激しくなるなかでもリスクオフに振れず110円台を維持している限り、まだチャンスはありそうです。
毎ヨミ!FXトップニュース(5月20日)
20日ドル/円のNY市場の終値は110.05円
17日の終値に比べ0.01円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
グーグルがファーウェイと取引停止。グーグルPay、Gmailなどが利用不可に
トランプ米大統領、日欧に対する自動車車関税を180日先送り
中国政府「米国と話し合う興味ない」中国報道
貿易戦争続くなら米国の成長率が0%になる恐れも
円:
日本のGDP(国民総生産)、2四半期連続プラス。個人消費は縮小
地方銀行7割が減益。日銀の超低金利政策が大きな理由。
ライトハイザー米通商代表部代表が24日に来日、日米通商協議の予定
仮想通貨:
コインチェック、口座開設の申請が急増。仮想通貨の大幅高
トルコリラ:
トルコが、リラ安対策でFX取引税を導入
米国はトルコからの鉄鋼輸入に対する恵国待遇を廃止
ポンド:
イングランド銀行「利上げ、現時点では急がないが…」
英国の自家用自動車の購入、9割がローンを利用
その他:
元CIA情報員に禁錮20年、中国へ機密情報提供の罪で
ISがパキスタンに「パキスタン州」の設立を宣言
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:今週のレンジ予想:73.49円から77.99円
週末行われたオーストラリアの総選挙は、モリソン首相が率いる与党保守連合が事前の予想を覆して奇跡的な勝利を収めました。選挙結果を好感して週明けの豪ドルは上昇。豪ドル/円は76.38円まで上値を伸ばすも、「RBA(豪準備銀行)利下げ」を予想した売りに押され76円以下に沈む場面もありました。昨日届かなかった第1レジスタンス(76.49円)に再チャレンジか。
第3レジスタンス:77.99円
第2レジスタンス:77.41円
第1レジスタンス:76.49円
ウィークリー・ピボット:75.91円
第1サポート:74.99円
第2サポート:74.41円
第3サポート:73.49円
5月のこれまでの高値は78.71円、安値は75.33円。
高値と安値の半値(50%)は77.02円。
先週の終値はその前の週に比べ1.39円の豪ドル安/円高。
先週の値幅は1.50円。
1日の平均値動きは0.65円。
2019年のこれまでの高値は80.72円、安値は71.26円。
高値と安値の半値(50%)は75.99円。
ポンド/円:今週のレンジ予想:135.37円から145.34円
ブレグジットを巡る保守党と労働党の協議は決裂がほぼ確実。メイ首相は6月上旬にも辞任する方向。保守党の後任党首は離脱強硬派のボリス・ジョンソン氏が有力。「ノー・ディール・ブレグジット(合意なき離脱)」の懸念がぶり返しポンドが下落しています。ポンド/円は今年1月以来の安値圏にいます。
第3レジスタンス:145.34円
第2レジスタンス:144.11円
第1レジスタンス:142.02円
ウィークリー・ピボット:140.78円
第1サポート:138.69円
第2サポート:137.46円
第3サポート:135.37円
5月のこれまでの高値は146.48円、安値は139.54円。
高値と安値の半値(50%)は143.01円。
先週の終値はその前の週に比べ3.03円のポンド安/円高。
先週の値幅は3.32円。
1日の平均値動きは0.97円。
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は130.38円。
高値と安値の半値(50%)は139.63円。
トルコリラ/円:今週のレンジ予想:17.25円から18.99円
トルコ政府は、トルコ国内の個人がドルやユーロを買う時に「外貨購入税」を新たに導入するなどして、資産流出の防止に必死。しかし「次にリラ危機が起きた時、トルコの少ない外貨準備金では対応できない」と格付け会社ムーディーズは警告しています。ロシアからのミサイル購入を巡って、米国との関係も悪化しています。第1レジスタンスの18.41円は5月10日の高値に一致。
第3レジスタンス:18.99円
第2レジスタンス:18.68円
第1レジスタンス:18.41円
ウィークリー・ピボット:18.11円
第1サポート:17.83円
第2サポート:17.53円
第3サポート:17.25円
5月のこれまでの高値は18.66円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は18.07円。
先週の終値はその前の週に比べ0.21円のリラ安/円高。
先週の値幅は0.58円。
1日の平均値動きは0.34円。
2019年のこれまでの高値は21.15円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は19.31円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
16日:欧CPI(消費者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)
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