年初来安値を目指すのか、豪ドル/円とポンド/円は?! FOMC前にクロス円の上値と下値のメドを確認!
トウシル / 2019年6月19日 9時26分
年初来安値を目指すのか、豪ドル/円とポンド/円は?! FOMC前にクロス円の上値と下値のメドを確認!
本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは109.34円
↓下値メドは107.47円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
18日(火曜日)のドル/円は、新潟県の地震で108.05円まで下げましたが、トランプ米大統領が習主席と電話会談を行ったと発表して、大阪G20(20カ国・地域)での貿易協議再開期待で一気に反発、108.68円まで上昇しました。
今夜はFOMC(米連邦公開市場委員会)。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見は、日本時間20日午前3時半からです。マーケットのFRBの政策に対する見方はこの数カ月で大きく変わりました。なぜ「利上げ」から急速に「利下げ」へと傾いたのか? 最近の米指標に見る米景気後退の兆候か、エスカレートする米中貿易摩擦か、それとも昨年12月の「予防的」利上げの撤去なのか。今夜、パウエルFRB議長は、何がFRBの金融政策を変えさせたのかを明らかにしてくれるでしょう。しかし、なぜ変えないかというメッセージかもしれないので、注意する必要があります。
18日のクロス円は反発しましたが、流れは下向き。豪ドル/円は1月のフラッシュクラッシュ以来の安値を更新しています。この日公表されたRBA(豪準備銀行)議事録は弱気な内容でした。RBAは8月に2回目の利下げ、さらに来年初めにも利下げして、豪の政策金利は1.00%を切るとの見方が強まっています。
毎ヨミ!FXトップニュース(6月18日)
18日ドル/円のNY市場の終値は108.43円
17日の終値に比べ0.10円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領が習主席と電話会談。G20で貿易協議再開
米、中東に1,000人を追加派兵。イラン巡る地政学リスク高まる
イラン、ウラン濃縮のレベルを高めると表明。核開発を加速
ホワイトハウスがパウエルFRB議長の降格人事を検討か
クドロー米国家経済会議委員長「パウエルFRB議長の交代を検討していない」
NY株式市場:
ダウ平均株価が大幅上昇、5月3日以来の高値更新。米中貿易協議再開の期待
ユーロ:
ユーロ急落。ドラギECB(欧州中央銀行)総裁「追加刺激策が必要」
ドイツ6月ZEW景況感指数 ▲21.1、予想 ▲5.8
イタリアのサルビーニ副首相「EU(欧州連合)は失敗した財政規律を押し付けている」
タンカー攻撃のイラン犯行説にドイツが異議。米政府の証拠に疑問
ポンド:
英保守党党首選の第2回投票、ボリス・ジョンソン前外相が126票で1位
ジョンソン氏「10月31日にEUを離脱すべき」
その他:
インドのマジシャンが水中脱出マジックに失敗して死亡
NZオークランドで猫サイズの巨大ネズミが異常繁殖
難民支援のドイツ区長が殺害される
アイルランドの図書館で84年ぶりに本が返却
主要指標終値
本日の注目通貨
豪ドル/円:72.55円から77.02円
今週のピボットは75.01円。今年の高値と安値の50%は75.23円
18日は、第1サポートをいったんブレークするも、その後反発。
第3レジスタンス:77.04円
第2レジスタンス:76.50円
第1レジスタンス:75.53円
ウィークリー・ピボット:75.01円
第1サポート:74.04円
第2サポート:73.52円
第3サポート:72.55円
6月のこれまでの高値は75.97円、安値は73.93円。
高値と安値の半値(50%)は74.95円。
先週の終値はその前の週に比べ1.17円の豪ドル安/円高。
先週の値幅は1.49円。
1日の平均値動きは0.48円。
2019年のこれまでの高値は80.72円、安値は71.26円。
高値と安値の半値(50%)は75.99円。
ポンド/円:今週のレンジ予想:134.16円から139.63円
今週のピボットは137.15円。今年の高値と安値の50%は139.63円。
18日は第2サポートの手前で止まり、その後第1サポートを超える水準まで戻す。
第3レジスタンス:139.63円
第2レジスタンス:138.98円
第1レジスタンス:137.81円
ウィークリー・ピボット:137.15円
第1サポート:135.98円
第2サポート:135.33円
第3サポート:134.16円
6月のこれまでの高値は138.32円、安値は135.38円。
高値と安値の半値(50%)は136.85円。
先週の終値はその前の週に比べ1.19円のポンド安/円高。
先週の値幅は1.82円。
1日の平均値動きは1.10円。
2019年のこれまでの高値は148.88円、安値は130.38円。
高値と安値の半値(50%)は139.63円。
トルコリラ/円:17.45円から19.34円
今週のピボットは18.45円。
今年の高値と安値の半値は19.31円
第3レジスタンス:19.34円
第2レジスタンス:19.08円
第1レジスタンス:18.71円
ウィークリー・ピボット:18.45円
第1サポート:18.08円
第2サポート:17.82円
第3サポート:17.45円
6月のこれまでの高値は19.07円、安値は18.20円。
高値と安値の半値(50%)は18.64円。
先週の終値はその前の週に比べ0.18円のトルコリラ安/円高。
先週の値幅は0.63円。
1日の平均値動きは0.30円。
2019年のこれまでの高値は21.15円、安値は17.48円。
高値と安値の半値(50%)は19.31円。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
19日:FOMC、パウエルFRB議長会見、南ア、英国、カナダCPI(消費者物価指数)など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)
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