ふるさと納税ファンクラブ【1】年間約150万円を寄付する美食ブロガー
トウシル / 2019年10月21日 14時57分
ふるさと納税ファンクラブ【1】年間約150万円を寄付する美食ブロガー
CASE 01:年間約150万円を寄付する美食ブロガー、azabu-lifeさん
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▼Profile ふるさと納税でもらった返礼品などを紹介するブログ「ふるさと納税&美食酒ブログ」を運営。返礼品に惹かれてふるさと納税を始めたが、寄付で地方を応援する、という趣旨を詳しく知って深く賛同。毎年、限度額ギリギリまで計画的に寄付をする、ふるさと納税のベテラン。 |
Q:ふるさと納税を始めたきっかけは?
A:趣味のお取り寄せの延長から入りました!
もともとお取り寄せが趣味なグルメ一家。美味しいものを取り寄せては家族で楽しんでいました。ふるさと納税では、農家など生産者から直接返礼品が送られて、通販サイトなどでは見かけない地方のご当地グルメを発見できたりするのが魅力でふるさと納税を始めたのがきっかけです。
そして、ふるさと納税の趣旨を理解するとさらに賛同する気持ちが高まりました。地方で育った方の多くが大都市で税金を納めているので、税金を地方に還流するのは理にかなっていると思いました。それが節税にもつながり、さらに全国の特産品がいただけて、地方の活性化にもつながるWin-Winの制度だと感じました。
Q:これまでもらった返礼品で忘れられないものは?
A:フレッシュな冷蔵で送られてきた長万部の毛蟹!
北海道から届いた、春のグリーンアスパラガスは、スーパーでは見かけることのできない太さと甘さに魅了され、一度寄付して以来ファンになり、毎年楽しみにしている春の味覚です。申し込みが始まるとすぐに品切れになるため、毎年忘れずチェックしています!
北海道長万部町から届いた冷蔵の毛蟹(当時1万円の寄付)も忘れられません! ガチガチの冷凍より、フレッシュな冷蔵で食べてみたいと思って選んだのですが、日付指定ができなかったので、外食や不在が多い我が家ではいつ届くか少しひやひやしました。さらに蟹を捌いた経験もなく、添付の捌き方を見ながら悪戦苦闘。しかし、冷蔵の新鮮な毛蟹は身も甘く、格別の美味しさでした!
食べ物以外では、岐阜県関市の濃州正宗作、オールステンレスダマスカス包丁2点セットが印象深いです。見た目も美しく、切れ味に驚きました。いかにこれまで切れない包丁を使っていたのかを実感させられました。最初は使うのが怖いくらいの切れ味で、実際、使い初めに指を深く切ってしまいましたが、使い慣れたら、切れにくい魚や肉もキレイに切れるので、料理が上手になった気がします(笑)。
最近は、実用性重視、リピートが多くなっている気がするので、珍しい返礼品をもっと発見しトライしたかった気もします。今後も、これまで通りマイペースに計画性をもって続けていくつもりですが、できれば、食べ物ばかりではなく、器など日本の工芸品にも目を向けていきたいと考えています。
Q:年間で、何万円くらい寄付していますか?
A:150万円前後です
年間150万円前後(返礼品を平均3割と仮定し、一時所得の特別控除額の範囲内となるようにしています)を寄付しています。年間150万円を12カ月で割り、毎月の目安額を確認しながら年初から計画的に寄付しています。
肉類やお米は、ふるさと納税を開始してから、スーパーなどで購入することはほぼなくなりました。お正月のおせちやお餅も、さまざまな特産品をいただけるので、ふるさと納税の品が我が家の食卓に上がらない日の方が少ないです。
送られてくる返礼品は、発送時期や到着日を含めエクセルでリスト管理し、発送時期が予測できるものはなるべく到着時期を分散するようにしています。このリストは確定申告にも役立ちます!
Q:過去やらかした失敗は?
A:伊勢海老が怖くて近寄れず…
ふるさと納税している方はみんな経験していると思いますが、豚肉など量の多い返礼品が重なり、冷凍庫がパンパンに。ようやく入ったと思ったらまた次の返礼品がどっさり届くなどですね(笑)。賞味期限の短いものは、数日同じ食材を使い続けることになり、最後は家族に嫌がられることもありました(笑)。
結果的に成功でしたが、兵庫県洲本市から活伊勢海老が届いたときは、箱の中でガサゴソ動いている伊勢海老が怖くて怖くて近寄れずしばらく放置。申し込みを後悔しました。でも、意を決して捌いたら意外と簡単で、お刺身にしていただきました。ぷりぷりで甘い身は最高に美味しかったです。
Q:満喫するための裏ワザやコツを教えて!
A:旅行前に自治体をチェック!めったにない体験ができるチャンスも!
ふるさと納税の各サイトごとに、取り扱い自治体が違ったり、同じ自治体でも取り扱う返礼品が異なっていたりするので、いろいろ比較してみると楽しいし、自分なりに納得のいく返礼品をゲットできるので、いろいろと横断チェックしてみると◎。
また各サイトがランダムにキャンペーンを実施しているので、メルマガ登録をしておくとお得情報を取りこぼさずにすみます。年末はお得なキャンペーンも増えますが品薄になることもあるのでタイミングも要注意です。
また、ふるさと納税は食べ物だけではなく、宿泊やレストラン、観光などのアクティビティなども豊富なので、旅行の計画を立てるときに、事前にチェックしてみると、めったにできない経験ができるチャンスもありますよ。
Q:あなたが思う、ふるさと納税の魅力とは?
A:日本が身近に!ドライブが楽しくなります
地方の魅力的な特産品や日本の技術力等、日本の良さを再確認できる素敵なしくみです。ふるさと納税では、農家や漁港など生産者から直接送っていただけるものも多いので、通常のお取り寄せよりクオリティの高い品が多く旬の美味しさを満喫できます。
ふるさと納税を始めてから地方の市町村単位まで詳しくなったため、地方都市をドライブして標識を確認するのが楽しくなりました!
Q:ちなみに…ふるさと納税以外に節税や投資はしていますか?
A:株主優待で優待ライフ+NISAで賢く節税中!
株主優待、投資信託、NISAなど、さまざまな金融商品に分散投資しています。
基本的に、ふるさと納税と投資は別物と考えています。株主優待は株価変動リスクがあるので、優待の魅力だけでなく、企業自体や投資のタイミングも重視して投資していますが、ふるさと納税は控除範囲内で手続きさえすればリスクはないので、お取り寄せ感覚で利用しています。
ふるさと納税ファンの体験談を読む!
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CASE 01:年間約150万円を寄付する美食ブロガー、azabu-lifeさん ふるさと納税でもらった返礼品などを紹介するブログ「ふるさと納税&美食酒ブログ」を運営。返礼品に惹かれてふるさと納税を始めたが、寄付で地方を応援する、という趣旨を詳しく知って深く賛同。毎年、限度額ギリギリまで計画的に寄付をする、ふるさと納税のベテラン。 |
CASE 02:豪華グルメで”スネ夫ライフ”満喫中!クワさん ふるさと納税ファンの同僚に、その楽しさ、返礼品のクオリティの高さをアツく語られ、こわごわ始めたらどっぷりハマったというクワさん。翌年からは限度額ぎりぎりまで計算機を叩いて寄付ライフを送るようになった。ドラえもんのスネ夫のように、リッチでゴージャスなグルメを楽しむ「スネ夫ライフ」を満喫中。 |
CASE 03:ご縁のできた土地へ、お礼の寄付!すずめさん ワンストップ特例制度が開始された翌年の2016年に、家族が初挑戦。届いたしゃぶしゃぶ肉に感激して以来リピーターになった、すずめさん。家族で返礼品が届く時期をずらし、1年通じて楽しめるように計画している、家族ぐるみの「ふるさと納税ファミリー」。 |
CASE 04:いつでも使える宿泊券や食事券を活用!namiyuyuさん 旅行、食べ歩きが大好き。人気ブログ『株主優待・ふるさと納税日記 namiyuyu』を運営するnamiyuyuさん。ふるさと納税も食事券や宿泊券の返礼品がもらえる自治体が中心。日本のあちこちに出かけて自治体の良さを体感する、体験型のふるさと納税ファン。株主優待や米国株も保有し、投資にも熱心。 |
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CASE 05:自治体と組んでイベントや試食会を企画!くみくみさん 自治体からも頼りにされる[ふるさと納税コーディネーター]的な活動も行う、ふるさと納税のプロフェッショナル。自治体へのアドバイスや試食会などのイベント開催など、手広く活動しながら、ふるさと納税の魅力を全力で広げている。人気ブログ『くみくみのふるさと納税返礼品の記録』を運営。 |
CASE 06:リピーターになることで自治体を応援!ねもゆみさん 料理上手な主婦、ねもゆみさん。ふるさと納税の返礼品で作る料理やお弁当をブログで公開中。気に入った返礼品をリピートすることで自治体が長くその生産品を作り続けられるように応援。人気ブログ『ねもゆみのふるさと納税+α』を運営。 |
▼楽天ふるさと納税の返礼品、12月人気ランキングをチェック!
(トウシル編集チーム)
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