2020年のユーロ/円を予想する!下のメドは「110.10円」、上のメドは「133.40円」

トウシル / 2020年1月16日 9時14分

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2020年のユーロ/円を予想する!下のメドは「110.10円」、上のメドは「133.40円」

本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは110.24

下値メドは109.57

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

米中貿易交渉合意、もはや興味なし

 米中両国は15日(水曜)、ついに貿易交渉第一段階の署名に至りました。中国が米農産物を大量購入する条件と引き換えに、米国は対中関税を引き下げることに合意。

 しかし、マーケットの反応はほぼゼロでした。制裁関税は撤廃されたわけではなく、しかもトランプ大統領は気が向けばいつでも「復活」できるわけです。中国そして世界にとってそれほど益のある話ではありません。

 トランプ大統領は、貿易協議が第2段階合意に達した段階ですべての関税を解除すると述べていますが、そんな日が本当にくるとは誰も期待していないでしょう。少なくとも2020年には実現しないことは確定しています。

 この日のドル/円の高値は、東京時間朝7時につけた110.01円。残りの時間はほぼ109円台後半での取引。110円台の重さを改めて確認しましたが、安値も109.79円までと、底固さを保っています。

 ドル/円はレンジを抜け出せない状況が続くだけに、クロス円に期待したいと思います。今年のユーロ/円はどうでしょうか。2020年のユーロ/円の位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。

毎ヨミ!FXトップニュース

15日のドル/円のNY市場終値は109.91円

 14日の終値に比べ0.09円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

今日の格言:

投資は自分の人生の目的をかなえる手段であって、目的そのものではない

今日は何の日(1月16日):

日米新安保条約の調印巡り羽田空港で全学連と警官隊が衝突(1960年)
イラン革命によりパーレビ国王が亡命(1979年)

各国・各通貨トピックス

ドル:
    米中貿易交渉、第一段階合意
    中国は米国産の農産品など今後2年間で2,000億ドル以上購入
    米国は1,200億ドル分の輸入品に対して15%の関税を半分に引き下げ
    トランプ大統領「すべての関税は第2段階の合意をまとめた時点で引き下げ」

トルコリラ:
    CBRT(トルコ中央銀行)、本日の会合で政策金利50bp利下げへ

ロシアルーブル:
    ロシア内閣が総辞職

ポンド:
    カーニーBOE(イングランド銀行)総裁、英経済の見通しに弱気。BOEは今月の利下げを検討か

中国人民元:
    5Gで欧米は中国に大きな遅れ

スイスフラン:
    スイス国立銀行「為替介入は金融政策の一環。スイスに利益をもたらせるためではない」
    スイス、EU(欧州連合)域内でのスイス株取引を禁止

その他:
    豪シドニーの大気汚染、「危険」レベルの11倍 郊外の山火事で
    南米ペルーで「平手打ち選手権」 強烈な一撃に気絶する人も
    ブラジル大統領、グレタさんを「ガキ」呼ばわり

主要指標終値

出所:楽天証券が作成

本日の注目通貨

ユーロ/円:2020年のレンジ予想:110.10円から133.37円

 ユーロ/円の2019年の高値は127.50円(3月1日)、ドル/円が112円台に乗せた円安相場の時で、ユーロというより円主導の上昇でした。

 2019年の安値は9月ECB(欧州中央銀行)理事会の直前につけた115.87円(9月3日)。欧州景気後退を理由にECBが利下げを検討と報じられるなかでユーロ売りが強まりました。

 2019年の終値は121.85円。115.87円まで下げたあと3カ月内のうちに半値水準(121.69円)までリカバリーするという強力な反発力でした。終値は2018年の終値に比べて3.83円のユーロ安/円高。

 2019年の値幅(高値と安値の差)は11.64円。1日で最も下げたのはフラッシュクラッシュのときの6.25円でした。1日の値動きは平均0.74円。

 2020年の相場を見通すとき、最初のポイントは2019年の高値と安値の50%、中心値である121.69円になります。ここより上にあるなら、ユーロ高/円安の目線、下にあるならユーロ安/円高の目線を持って相場をながめます。

 上方向の最初の関門は、123円のゾーン。ここを突破できたなら、次のメドは5月高値の125.23円。そして2019年高値の127.50円が目標になります。

一方、下方向のメドは2019年11月の安値119.25円、10月の安値117.04円。その次は2019年の安値115.87円となりますが、昨年末の反発の激しさを見た後では、115円台は中期的な買い場のイメージ。

139.25円 : 第3 レジスタンス
137.50円 : 2018年 01月高値 
133.37円 : 第2 レジスタンス
130.14円 :2018年 11月 高値
127.61円 : 第1 レジスタンス
127.50円 : 2019年 高値(03月01日)
126.80円 : 2019年 04月 高値
125.23円 : 2019年 05月 高値
123.35円 : 2019年 06月 高値

121.74円 : ピボット

121.69円 : 2019年の中心値
117.04円 : 2019年 10月安値
115.98円 : 第1 サポート
115.87円 : 2019年 安値(09月03日)
110.10円 : 第2 サポート 
109.20円 : 2016年 06 月安値
104.34円 : 第3 サポート 
103.51円 : 2012年 11月 安値


2019年の高値は127.50円(3月1日)、安値は115.87円(9月3日)。
高値と安値の半値(50%)は121.69円。
2019年の値幅は11.64円。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成
 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

16日:南ア政策金利、トルコ政策金利、米小売売上高、ECB議事録 など

経済指標過去データは楽天証券サイトにてご確認ください。 出所:楽天証券作成

◎天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。

※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。

(荒地 潤)

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