9月は「円高」! 個人投資家の4割が予想
トウシル / 2020年9月8日 9時11分
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9月は「円高」! 個人投資家の4割が予想
本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは106.65円
↓下値メドは105.90円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
9月の下値目標104円、上値目標108円
8月末に楽天証券が実施した相場アンケート結果によると、個人投資家6,446人のうち約42%が、9月のドル/円は、「ドル安/円高に動く」と予想していることがわかりました。一方で「ドル高/円安に動く」は最も少ない約24%でした。「動かない(わからない)」は約34%。
DI(円安見通しと円高見通しの差)は▲18で 6カ月連続のマイナス。マイナスというのは、円高見通しを持つ個人投資家が円安見通しを持つ個人投資家より多いことを意味しています。ただ、マイナス幅は先月に比べて15ポイントも大幅に縮小。円高見通しは優勢なのですが、傾向としては弱まっているといえます。
今月のドル/円、103円台もある? 最新位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
7日(月曜日)はNY市場が休みだったので、実際のマーケットは今日から始まります。先週からの宿題がたくさんあって、まず気になるのは、米株式市場の急落が単なる調整なのか、それとも長引きそうなのかということ。アメリカの追加景気対策が今週成立するのかどうかも重要です。
先週発表された雇用統計は予想を超える強さで、失業率も9%を下回りました。ただ中身を見ると政府機関による大量の臨時採用によるところが大きかった。経済再開のおかげで雇用が回復していると自信を持って言えるほどではない。
たとえば、レジャー部門の雇用は急増していますが、まだコロナ前の3/4の水準にとどまっています。雇用完全回復は無理だという意見がでてきてもおかしくない。休暇明けのマーケットはどのように解釈するでしょうか。
毎ヨミ!FXトップニュース
7日のドル/円のNY市場終値は106.29円
前営業日の終値比0.05円だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
食べるために生きず、生きるために食べろ
各国・各通貨トピックス
新型コロナウイルス:
安全性が確認される前にワクチンを配布するのは間違った考え -ファウチ所長
インド、コロナ感染300万人超 1週間で45万人は世界最多
ドル:
州政府の財政赤字はリーマン・ショック時の2倍、大恐慌よりも悪化。
デルタ航空、1万7,000人の早期退職者募る
9月FOMC(米連邦公開市場委員会)でYCC(イールド・カーブ・コントロール)が討議される可能性低い
NY州の空き室率3.7%、過去最高
米大統領選:
バイデン氏陣営 民主党大会期間中に7,000万ドルの選挙資金を調達
ユーロ:
失業給付金で失業率がゆがむ。実際の失業率はかなり悪い
EU(欧州連合)の石田純一か? フィル・ホーガン貿易担当委員が規則違反のゴルフで辞任
ポンド:
ベイリーBOE(イングランド銀行)総裁「マイナス金利も選択肢」
BOE「英国の経済活動は予想より早く回復」
円:
ホンダが通勤手当を廃止へ
NY株式市場:
年間で見ると過去最高値をつけてからの方がリターンは大きい
その他:
スマホの放熱、10円玉を熱がたまる場所に置くのが効果的。冷蔵庫は結露発生でNG
習主席を「マフィアのボス」 共産党を「政治的ゾンビ」 元教授が処罰される
ビル・ゲイツ「アメリカのパンデミック対策に失望」
ポリ袋はエコ!ポリ袋はリユース率が高い。レジ袋として使用した後ゴミ袋に利用
本日の注目通貨
ドル/円:9月予想レンジ 104.05円から108.00円
9月のドル/円のピボット(ブルベア判断の分かれ目)は106.02円。106.02円より上ならばドル買い優勢、106.02円より下ならばドル売り優勢。
8月のドル/円の安値は105.10円、高値は107.05円。まずは、このレンジがブレークした方向についていきたいと思います。それまでは様子見。107円台を見たのは8月14日が最後で、少し遠くなったイメージ。アンケート結果でも、105円割れの期待の方が、107円超えよりも強いようです。
109.85円 : 06月 高値(06月05日)
109.38円 : 04月 高値(04月06日)
108.88円: 第3レジスタンス(HBO)
108.20円 : 2019年 平均値
108.16円 : 07月 高値 (07月01日)
108.09円 : 05月 高値 (05月19日)
107.97円 : 第2レジスタンス
107.05円 : 08月 高値 (08月13日)
106.93円 : 第1レジスタンス
106.70円 : 2020年 平均値
106.02円 : ピボット
105.98円 : 05月 安値 (05月06日)
105.10円 : 08月 安値 (08月19日)
104.98円 : 第1サポート
104.19円 : 07月 安値(07月31日)
104.07円 : 第2サポート
103.04円 : 第3サポート(LBO)
101.17円 : 2020年 安値(20年 03月09日)
![](https://media.rakuten-sec.net/mwimgs/7/4/-/img_748421c45f7f378a29d4e4d031d19d0a107667.jpg)
09月 ドル/円 データ
![](https://media.rakuten-sec.net/mwimgs/f/a/-/img_fab4fef8a0920eeaccb304774fe9b0b567143.jpg)
トレード前に必ずチェック!今週発表の重要指標!
![](https://media.rakuten-sec.net/mwimgs/c/6/-/img_c606331f242d1de602e28222668c684688321.jpg)
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2018年は、「晴れ」80日、「雨」82日、「くもり」98日 でした。
また、2018年は延べで43.33円上昇、延べで46.41円下落。差引3.08円の円高(2017年末に比べて)でした。
(荒地 潤)
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