10倍期待株2021:経営者&独自性が魅力の成長株5選・アイルさん
トウシル / 2020年12月11日 7時0分
![10倍期待株2021:経営者&独自性が魅力の成長株5選・アイルさん](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushiru/toushiru_29900_0-small.jpg)
10倍期待株2021:経営者&独自性が魅力の成長株5選・アイルさん
自分で調べたからこそ強い!経営者や独自性で選んだ5銘柄!
会社員時代に成長前のユニクロ株(ファーストリテイリング)で1,000万円の利益を上げたことをきっかけに、地味で知名度は低いものの、成長性を秘めた小型株が割安な頃に集中投資する独自の手法に目覚めた個人投資家も注目のアイルさん。2003年に専業投資家に転身し、数年で資産1億円を達成。人気ツイッター「中長期投資家アイル」(@Zaimax3)で日々、情報配信を続ける。大半の投資家が注目する前から小粒ながらきらりと光る銘柄の発掘でピカイチの目利き力を持つアイルさんが選んだ10倍株が狙えそうな小型成長株とは?
2021年の10倍高期待株5選 | ||
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1 | イントラスト(7191) | 東証1部 |
2 | 中央自動車工業(8117) | 東証2部 |
3 | エスプール(2471) | 東証1部 |
4 | やまみ(2820) | 東証1部 |
5 | Lib Work(1431) | 東証マザーズ |
1:イントラスト(7191)
家賃債務保証を中心とした保証サービスおよび保証サービスに関連するソリューションサービスを提供する。「家賃保証事業が安定成長するのに加えて、医療費用の保証など新たな保証サービスを生み出す力があり、成長性が高いと考えています。高齢化社会の進展を考えると医療費用保証事業には成長性を感じます。また新たなサービスを生み出す同社の力に期待しています」(アイルさん)
2:中央自動車工業(8117)
ボディコーティングやアルコール検知器などの開発・製造・販売、自動車部品の輸出入を行っている。「新車のコーティング事業はとても利益率が高く成長もしています。ただ、同社のビジネスモデルはBtoB(企業間取引)が主流のため、一般の消費者の認知度が低く、地味なせいか、株式市場での評価が低いまま。業績に比べた、株価の割安さが際立っています。業績の伸長とともに知名度が上がっていけば、株式市場での評価も変わってくると期待しています」(アイルさん)
3:エスプール(2471)
人材派遣、障がい者雇用支援、ロジスティクスアウトソーシング、スマートメーター設置支援、販売支援など、多角的なアウトソーシングサービスを行う人材派遣企業。「障がい者の方に雇用の場を提供するなど、世の中のニーズに合致したビジネスを展開している会社だと思います。そういう意味では外部環境の影響をあまり受けずに、今後も成長していけるポテンシャルを持っている。機関投資家からも高く評価されており、将来の成長も織り込んだ株価水準ですが、非常に社会性の高いビジネスなので今後も成長が続き、高評価を維持できると期待しています。これからの株式市場では、社会に対する貢献度が株価にもきちんと反映される時代になるはずです」(アイルさん)
4:やまみ(2820)
豆腐・厚揚げ・油揚げ・業務用豆腐など大豆を主原料とした食品とおからパウダーの製造を行っている食品メーカー。「豆腐類の製造・販売という成熟産業の中で、新商品の開発力と圧倒的なコスト競争力・供給力でシェア拡大を進めています。新工場稼働による償却費増や関東への本格進出で現在、利益率が低下していますが、ここ最近は積極投資の回収期に入って増益基調への転換が視野に入ってきたと思います。関東での販売シェアが上がっていくことで新工場稼働率も上がり、売上増加とともに利益率が改善することに期待しています」(アイルさん)
5:Lib Work(1431)
熊本に本社のある新興住宅メーカーで、WEB見積もりなどインターネットを活用した住宅価格のコストダウンに強みを持つ。「まだ九州を中心とした一部エリアでしか事業展開をしていませんが、ネットを本格的に活用した住宅会社であり、事業拡大の余地が大きいと注目しています。先見性のある経営者で、従来の住宅会社とは異なるビジネスモデルで展開しているため、成長性が高いのが大きな魅力です。株価を意識した経営を行っていることも評価できます」(アイルさん)
コロナで変わる社会、対応できる企業に期待!
コロナで株価の乱高下が続いた2020年、「安値でろうばい売りはしないこと」を心がけてきたというアイルさん。「日本ではなかなか進まなかったテレワークが一気に広まったり、オンライン診療も始まるなど、コロナによって社会構造が変貌し、会社ごとの中長期的な成長性にも大きな変化が訪れています。今後はポストコロナ社会に向けた改革を行っているような会社への銘柄入れ替えも考えたい」と語る。
10倍株というとついつい急成長で株価急騰が続く人気株に目が向きがちだが、そうした企業は成長期待を少しでも裏切ると株価が大きく下落しやすい。「成長性と利益の面で割安感を兼ね備えた不人気株のほうが、時間はかかりますが安心して長期保有でき、結果として10倍株になりやすい。利益成長で3~4倍、PER(株価収益率)の評価上昇で3倍程度、あわせて10倍になるようなイメージですね」というのが、実際にこれまで何度も10倍株をゲットしてきたアイルさんの持論。「不人気な成熟産業でもシェアを高めながら残存者利益を享受して成長していく会社、コロナのような厳しい環境でも経営者や会社の持つ独自の強みで乗り越えていく力がある銘柄の中にこそ、10倍高を狙えるお宝株が眠っている」とアイルさんは語る。
アイルさんプロフィール
フォロワー数2万人超のツイッター「中長期投資家アイル」やブログ「中長期投資で超富裕層を目指そう!」で投資情報を発信。年50社以上の株主総会に参加し、株主優待も楽しんでいる。ピースボートで地球2周するほどの海外、国内旅行好き。エーゲ海クルーズを楽しんだこともある旅好きゆえ、世界がコロナ禍から完全に立ち直るのを待ちわびる日々。
アイルさんの投資家インタビューを読む!
人気ブロガーインタビュー アイルさん 前編 |
(トウシル編集チーム)
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