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アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還【1969(昭和44)年5月26日】

トウシル / 2022年5月26日 5時0分

アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還【1969(昭和44)年5月26日】

アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還【1969(昭和44)年5月26日】

1969(昭和44)年5月26日

アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還

 

 1969年5月26日、アメリカの有人宇宙船「アポロ10号」が地球に帰還しました。

 アポロ10号は米国のアポロ計画においての4度目の有人宇宙飛行で、月周回飛行を行って、実際の月面着陸のためのすべての手順確認のために行われた飛行です。月面着陸用のロケットは居住区となる「司令船」、エンジンの役割をする「機械船」、そして月面に着陸するための「上昇段・下降段」に分かれています。月面着陸後に下降段は切り離され、上昇段だけが司令船に戻る仕組みです。上昇段には司令船に帰還するだけの燃料は積まれず、あくまで実験のためだけの燃料だけとされました。

 当時の搭乗員が「もし十分な燃料が積まれていたら、月面に着陸したいという誘惑に勝てなかったかもしれない」と述懐しています。

 またアポロ10号が帰還する際、速度が時速3万9,897キロメートルを記録していますが、これは人間が乗った乗物が達成した史上最大の速度として、2002年版のギネスブックに記録されました。

 この計画では、宇宙船の識別符号に漫画『PEANUTS』のキャラクターが使用され、司令船は「チャーリー・ブラウン」、着陸船は「スヌーピー」と呼称されましたが、公式のものではありませんでした。しかしこのアイデアは、子供たちにも計画との一体感をだせるとして、後年打ち上げられたアポロ16号のヤング、マッティングリー、デュークの3飛行士も、彼らの乗る司令船にアニメ『Casper』のキャラクターである、オバケの主人公「キャスパー」の愛称をつけています。

 

1969 年5月26日の日経平均株価終値は

1,939円37銭

ライター FIX JAPAN 前沢ともあき

 

(トウシル編集チーム)

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