みんなはどうしてる?投資の実態調査(1)つみたてNISAの次の一手
トウシル / 2022年12月28日 16時0分
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みんなはどうしてる?投資の実態調査(1)つみたてNISAの次の一手
※この記事は2022年2月24日に掲載されたものです。
資産形成に関する調査で読み解く、投資の実態!
近年、投資や資産形成への関心が高まり、実際につみたてNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)などを活用し、投資を始める方が急増しています。
しかし、投資やお金のことはなかなか人に相談しづらく、「今のやり方で合っているのかな?」「色々とチャレンジしてみたいけど何から始めたらいいのか分からない…」と、疑問や不安を抱えたまま投資を続けられている方も多いのではないでしょうか。
そこで、すでに楽天証券で投資を始められている方を対象に、投資や資産形成に関するアンケート調査を実施しました。アンケート結果をもとに、他の投資家の実態を読み解き、ぜひ今後の投資の参考にしていただければと思います。
今回は、すでにつみたてNISAでの資産形成を始めている方を対象に、「つみたてNISAの次の一手」をテーマにアンケートを実施しました。結果はいかに?!
将来のための資産形成。つみたてNISAの他にみんなは何に投資している?
つみたてNISAの枠以外を利用した投信積立が最も多く、2位と3位は国内外の株式・ETF、次いでiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)などの確定拠出年金という結果となりました。
また、その目的について聞いてみると、投信積立やiDeCoなどの確定拠出年金をしている方は「つみたてNISAだけでは将来のための資産形成には不十分だから」といった、老後や将来を見据えた回答が多く、一方、国内外の株式などに投資している方は、「配当金や株主優待がほしかったから」「興味があり、勉強してみたかったから」など、ワクワク感や好奇心が動機となり投資をしている方が多い印象でした。
まとめ:つみたてNISAの他にみんなは何に投資している?
☑将来のために十分な資産形成を行いたい方は… 投信積立、iDeCo
☑資産形成だけでなく、投資の楽しみや知識を深めたい方は… 国内外の株式など
まずはつみたてNISAから資産づくりスタート。次にやってみたい投資は?
こちらは、海外株式・ETFと投信積立が逆転する結果となりました。「海外株式・ETFをやってみたい」と答えた方に、その理由について聞いてみると、「米国株に興味があるから」「よりリターンを増やしたいから」「値上がりが期待できるから」といったように、つみたてNISAでの投資を通じて海外株式に魅力を感じ、次のステップとして海外株式・ETFを検討している方が多いようです。
まとめ:今はつみたてNISAのみ、次にやってみたい投資は?
☑投信積立よりも高いリターンを追求したい方が海外株式・ETFを検討しているよう!
つみたてNISAから資産づくりを始めた方の実際の声
- Aさん
「マイホーム購入での住宅ローン利用をきっかけに資産形成に関心を持ち、資産形成と節税の効果が期待できる、つみたてNISAとiDeCoを活用して、投信積立を行っています。」――――――――――――――――
【ワンポイントアドバイス】
つみたてNISAとiDeCoを活用して毎月積み立てていく方法は、将来に向けた資産形成にピッタリ! より早く資産を増やしていきたいなら、ボーナス時など余裕があるときに投資資金を追加(一括購入)し、投信積立に上乗せすることで、資産形成のペースを速めることができます! さらにリスクが取れるなら、株式の積立にトライしてみるのもありですね。
- Bさん
「退職後に備えるため、つみたてNISAとiDeCoを活用して投信積立を行いつつ、株主優待目的で日本株も保有しています。」
――――――――――――――――
【ワンポイントアドバイス】
将来に向けた、積立による着実な資産形成に加え、高配当株保有で定期的な現金収入を得たり、優待株保有で日々の生活に楽しみをプラスすると、投資のモチベーションアップにもつながるので、おススメです!
- Cさん
「つみたてNISAで毎月積立をしていますが、つみたてNISAの対象外の商品で購入したい投資信託があったので、特定口座で購入しました。」
――――――――――――――――
【ワンポイントアドバイス】
つみたてNISAは対象商品が限られており、特に多くのアクティブファンドはつみたてNISAの対象外となっています。しかし、ファンドの世界には、独自の運用哲学や実績を有し、個性あふれる、優良なアクティブファンドがいくつも存在します。自分の「推しファンド」を見つけて、特定口座での積立買付もしくは一括買付を利用してアクティブファンドにトライしてみるのも、つみたてNISAの次の一手としてオススメです。
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(楽天証券 投資信託チーム)
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