新NISAで将来的な資産成長を目指すには?
トウシル / 2023年10月9日 11時0分
新NISAで将来的な資産成長を目指すには?
成長投資枠での投資目的を考えよう
現行のNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)ではつみたてNISAと一般NISAの選択制でしたが、2024年から始まる新NISAでは一本化されてそれぞれ「つみたて投資枠」と「成長投資枠」となります。
つみたて投資枠は指定の株価指数に連動する商品(主に投資信託)のみが対象となりますが、成長投資枠は投資信託に加えて株式やETF(上場投資信託)など幅広い商品に投資が可能です。また、成長投資枠の非課税保有限度額は最大1,200万円と全体の1,800万円に占める金額が大きくなっています。
そのため、新NISAを最大限活用するには成長投資枠の使い方がカギとなるでしょう。
成長投資枠を使う際には、まず自分の投資目的を考えることが大切です。投資の成果として配当金がほしいのか、将来的な資産の成長を目標にするのか、両方とも考えているのか人それぞれでしょう。
目的に応じた投資が重要で、前回のGlobal Xの記事(新NISAの成長投資枠、どうやって使う?積立で配当を積み上げよう)では将来の受取配当金を増やす方法をご紹介しました。今回は資産の成長を目標とする投資をご紹介します。
値上がり益を狙うにあたって、膨大な個別株の中から将来成長する企業を見極めて投資するのは非常に手間です。投資信託やETFを活用して、複数銘柄に分散投資するのがよいでしょう。
特にETFは一般的に投資信託よりもコスト(信託報酬)が低いため、長期投資にも適しています。また、投資信託だと証券会社によって取り扱い商品が異なりますが、ETFは上場しているためどの証券会社でも売買できるのが特徴です。
値上がり益の獲得を目指す投資商品
市場平均(TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価、S&P500種指数)などを上回ることが期待される、指数連動型の東証ETFをご紹介します。
【2244】グローバルX US テック・トップ20 ETFは、米国を代表するテクノロジー関連企業20社に集中投資します。テクノロジー関連企業とは、米国が世界をリードし、今後も成長余地が大きい5つのサブテーマ、「自動化(ロボティクス)」、「クラウド」、「コンテンツ/プラットフォーム」、「eコマース」、「半導体」に関連するビジネスを行う企業のことを指します。
各サブテーマから時価総額の大きい銘柄を選定します。NASDAQ100指数よりも銘柄を絞り込み、より強い企業に投資することで高いパフォーマンスが期待されます。
【2641】グローバルX グローバルリーダーズ ESG-日本株式 ETFは、グローバルにビジネスを展開し、海外売上高比率および海外顧客比率の高い日本企業に投資します。パフォーマンスは現地通貨建てで比較してもS&P500やMSCIオール・カントリーを上回っており、日本株でも銘柄の選び方によっては高いパフォーマンスの実現が期待できます。
【2644】グローバルX 半導体関連-日本株式 ETFは、半導体関連事業(半導体の製造や加工、製造装置、素材など)を行う日本企業に投資します。日本企業は半導体産業の中でも半導体製造工程における製造装置、素材分野で高い競争力を有しています。世界の半導体市場は今後も拡大が続くと予想されており、製造装置や素材分野にも恩恵が見込まれます。
成長投資枠でも「積立」を活用
将来の株価上昇が期待される場合、一般的に一括投資が有効です。ただ、一度に投資する資金がない方でも早い段階から投資を始めることが重要です。そこで「積立」を活用する手があります。積立であれば株価が高いときは少なく買い、安いときは多く買う「ドルコスト平均法」で、高値づかみのリスクを分散して投資できます。
楽天証券では東証ETFの自動積立が可能なため、一度設定すればその後の手間はかかりません。前章でご紹介した3つのETFは全て1口から売買可能で、1口あたり1,000~3,000円程度と少額から積み立てることができます。
現在、楽天証券では対象のグローバルX ETF(国内上場)を『かぶツミ™(国内株式積立)』で新規積立設定かつ2カ月連続で約定した方に200ポイントをプレゼントしています。当記事内でご紹介した3つのETFはキャンペーンの対象銘柄です。
キャンペーンの詳細や対象の全ETFについては、以下リンクよりご確認ください!
(Global X Japan)
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