まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!
トウシル / 2023年11月4日 11時0分
まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!
2023年10月の保有額:25万3,863円
保有投資信託の10月の運用益÷前月末残高の月間騰落率は▲4.45%。今月も運用益はプラスならず…。ゲットした楽天ポイントを温存しプラスの結果に持ち越しました。ただし、連載開始からのトータルリターンは+28.85%となっています。
S&P500種指数は直近、高値から10%下落し、調整局面となっています。しかし、過去10回の強気相場のうち7回は、最初の2年間に1回は10%以上の下落があり、珍しいことではありません。
10月は一時*プット・コールレシオが1.5を超えました。この現象が起きた後は、3カ月後・6カ月後・12カ月後のいずれも、S&P500のパフォーマンスが良好になるのがセオリーです。
米大統領選挙サイクルのアノマリーでは、3年目は年前半が堅調で感謝祭に向けて調整し、4年目の選挙年に向けて上昇する傾向があります。
また、S&P500が年前半(1~6月)に+10%以上となると、8~11月は調整する傾向があります。
以上を総合的に考慮すると、個人的に8~10月の調整は、「終わりの始まり」ではなく、上昇相場における一時的な調整だと考えています。
*プット・コールレシオ…プットオプション(相場下落時に利益を狙うタイプ)とコールオプション(相場上昇時に利益を狙うタイプ)のどちらが多いのかの割合を示すもので、相場の強弱感を示す指標です。相場の過熱感を客観的に観察する際に役立ちます。相場の高値圏ではプット・コールレシオは低くなる傾向があり、相場の底では、プット・コールレシオは急上昇する傾向があります。
2023年10月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!
米国株式は割安感がある水準まで下落したと考えていたので、10月は全世界株・日本株投信などを売却し、米国株関連投信に寄せました。
2023年のS&P500は、過去最高値の更新回数が0回です。年間の過去最高値が0回だった場合、翌年のリターンの過去実績は良好となっており、平均で+13.1%のリターンを出しています。米国大統領が再選の選挙に臨む4年目も、パフォーマンスが良好であり、2024年半ばまでは上昇を期待できると考えています。
2023年10月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!
10月は世界的に株価が下落しました。グロース株がよい水準まで調整し、リバウンドを期待できると考えて、バリュー関連投信→グロース関連投信へスイッチングしました。
米国の家計状況で、金利上昇が懸念されています。確かに、可処分所得に占める住宅ローン以外の金利負担は、2020年以来の高水準です。しかし、依然として歴史的には低水準です。
また、米国の住宅ローンは固定金利が主流なので、既存の借入残高は利上げの悪影響を受けておらず、住宅ローン金利支払額は依然として過去最低水準です。経済の崩壊はもう少し先だと考えています。
2023年10月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2023年10月1~31日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
1位:Tracers S&P500ゴールドプラス
騰落率:3.41%
どんなファンド?:米国の株価指数先物取引および金先物取引に投資、信託財産の純資産総額の200%相当額の投資を行います。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスです。
まつのすけコメント:S&P500が1倍、ゴールドが1倍で、合計2倍の投資となり、例えば100円なら200円分のポジションを取ることになる投資信託です。10月はゴールドのパフォーマンスが良く、S&P500はマイナスでしたが、トータルでプラスでした。
2位:モルガン・スタンレー グローバル・プレミアム株式オープン(為替ヘッジあり)
騰落率:0.00%
どんなファンド?:厳選した20~40銘柄に集中投資を行うのが特徴で、組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、フィリップ モリス、アクセンチュア、VISA、レキットベンキーザー・グループです。
まつのすけコメント:高いブランド力、有力な特許、強固な販売網など、競争優位の無形資産を裏付けに、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが期待される企業に投資するアクティブ投信です。今月の途中で売却しており、売却時点では前月比±0%でした。
3位:SMT日本株配当貴族インデックス・オープン
騰落率:▲0.88%
どんなファンド?:高配当株・増配株に投資したい場合に選択肢となります。組み入れ上位銘柄は、大和工業、ENEOS、東ソー、日本曹達、三井金属、ジャフコなどです。
まつのすけコメント:S&P/JPX配当貴族指数(配当込み)に連動する投資成果を目指すインデックス投信です。10年以上にわたり、毎年増配をしているか、安定して配当を行っている企業に投資できます。
4位:フィデリティ・アジア株・ファンド
騰落率:▲0.93%
どんなファンド?:組み入れ上位銘柄は、サムスン電子、TSMC、AIAグループ(香港に本社を置き、アジア・オセアニアで営業している生命保険と金融サービス会社) 、ICICI銀行、メイトゥアン、アクシス銀行、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行、アリババ、チャイナ・リソーシズランド、香港証券取引所(香港で唯一の証券取引所。外国人投資家も取引できる) です。
まつのすけコメント:日本を除くアジア諸国の株式に投資するアクティブ投信です。半導体大手のTSMC(台湾積体電路製造股フン有限公司)やサムスン電子など、アジアの大型株に投資できます。
5位:香港ハンセン指数ファンド
騰落率:▲1.06%
どんなファンド?:組み入れ上位銘柄は、HSBC(英国大手金融グループが中国で展開する金融企業)、AIAグループ、アリババ、テンセント、メイトゥアン、中国建設銀⾏(中国の国有商業銀行。中国の四大商業銀行の一つ)、中国移動(携帯電話の契約者数が7億人を超える、世界最大の携帯電話事業者)、中国⼯商銀⾏(中国の四大商業銀行の一つ)、香港証券取引所、JD.comです。
まつのすけコメント:香港の取引所に上場している株式に投資し、ハンセン指数(円換算ベース)に連動する投信です。為替ヘッジはないので、円安はプラス・円高はマイナス要因となります。
6位以下はこちら
6位:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
7位:イーストスプリング・インド・インフラ株式ファンド
8位:イーストスプリング・インド消費関連ファンド
9位:優良日本株ファンド(ちから株)
10位:iTrust プレミアム・ブランド
まつのすけ、今月の注目銘柄!
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド [つみたてNISA]
どんなファンド?:MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)の動きに連動するインデックス投信です。為替ヘッジはなく、円安になると好影響、円高は悪影響となります。MSCI オールカントリー・ワールド・インデックスは、日本を含む先進国23カ国・新興国24カ国の株式市場に上場している、大型・中型の株式で構成されています。
注目ポイント!:世界中の企業に幅広く投資でき、特に初心者の方や、国別のウエートなどを何も考えたくないという方におすすめです。資産運用はこの投信1本のみという戦略も採用できます。また、なんと保有残高に応じて年0.0175%の楽天ポイントを得られて、極限まで低コストで世界中に分散投資が可能です。
組み入れ上位銘柄は、アップル、マイクロソフト、Amazon.com、エヌビディア、アルファベット(Google)、テスラ、メタ・プラットフォームズ(FacebookやInstagramなど)、エクソン・モービル、ユナイテッドヘルス・グループです。
現金300万円山分けのお得なキャンペーンも開催されています。
まつのすけ、今月のがっかり
10月は前半の反発で底打ちしたと判断しましたが、中東情勢の緊迫化などで下旬は大幅に株価が下落し、大外れとなりました。一時キャッシュ化するなどの投資行動まで踏み切れなかった結果、運用成績が2カ月連続でマイナスになったのが残念です。
ただし、プット・コールレシオ、移動平均線からの下方乖離(かいり)率、移動平均線を下回っている銘柄の数などは底値圏の傾向を示しています。また、これまで述べた通り、現在と同じ状況だった過去の実績からは、あと半年~1年ほどは堅調な傾向のデータが豊富なので、少なくても2023年7月末~8月頭ころの株価までは、一度戻ると考えています。
2023年10月のポイ活実績:5万2,490ポイント
楽天ツールバー/楽天ウェブ検索で1日5回検索すると、必ず1楽天ポイントを得られます。例えば10月は31日間でしたので、31ポイントを獲得できました。
1日5回の検索は、かなりハードルが低く、自然体で毎日1ポイントを得られます。もし1日5回に足りない場合、何かWebページにアクセスする際に、ブックマークからではなく、検索してアクセスするようにすればOKです。
地味ではありますが、毎日着実に手間なくポイントを得られるので、個人的にはほぼ毎日行っており、1年間で約365ポイントを獲得しています。
(まつのすけ)
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