50万円突破!まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!
トウシル / 2024年6月4日 7時30分
50万円突破!まつのすけのポイント投資&投資信託だけで、目指せ100万円!
2024年5月の保有額:52万7,055円
保有投資信託の5月の運用益÷前月末残高の月間騰落率は+4.71%となり、楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの+2.18%を大きく上回りました。連載開始からのトータルリターンは+89.09%で、e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の+50.92%を大幅にアウトパフォームしています。
5月はおおむね順調な1カ月でしたが、最後はアンワインド(保有ポジションを巻き戻し(解消)すること)の動きが出たのか、テクノロジー株は崩れました。エヌビディア(NVDA)などの先端AI関連は今後も有望だと考えます。
1940年以降、S&P500種指数が2四半期連続で+10%以上だと、その後1年は平均+16.8%です。また、消費財と公益が52週ぶりの高値を更新したら、以前S&P500は1年後は約+15%と堅調な推移でした。
さらに、S&P500が第1四半期はプラス&4月はマイナスだった場合、1927年からの過去実績では、6月は100%上昇しています。
ただし、5月末にはデル・テクノロジーズ(DELL)の決算のガイダンスが予想に届かず、類似銘柄が崩れました。今後は6月12日発表予定のブロードコム(AVGO)、6月13日予定のアドビ(ADBE)など、注目銘柄の決算が悪いと、テクノロジー株全般が崩れるリスクに注意が必要です。
2024年5月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!
日本銀行(日銀)が唐突に金融引き締めのスタンスを見せ始めたことから、日本株関連投信は全て売却しました。円安が問題視されるようになり、強い追い風が減ったと判断し、米国株投信にシフトしています。
なお、ニューヨーク証券取引所の上昇率が3日連続で74%超だと、2000年以降S&P500は1年後に100%上昇、平均+23%となっています。
今後は引き続き米国株をコアとします。また、米国インフレ率がピークアウトして、FRB(米連邦準備制度理事会)の利下げが視野に入ったら、新興国株にも妙味があると考えています。日本株は日銀のスタンス次第です。例年通り慎重な業績見通しですが、今後上方修正が出るようだと再び期待が高まると想定しています。
2024年5月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!
5月は日本株のバリュー投信を売却し、主要指数やグロース株関連の投信を購入しました。S&P500、ナスダック総合指数(ナスダック)、半導体・AI・ビッグテック関連の投信をオーバーウエートで運用しています。
なお、5月はナスダックの52週安値銘柄数が、52週高値銘柄数を上回り、かつ史上最高値を更新しました。これはITバブルの初期~中期に頻出しており、今後はAIバブルに発展する可能性も考慮しています。
米国大統領選挙の年は、通常は軟調な傾向の6月も、米国株が堅調な傾向なので、6月も期待したいと考えています。
2024年5月の保有投資信託~騰落率ベスト10
2024年5月1~31日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)成長投資枠で購入できるもの、NISAつみたて投資枠で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!
*騰落率:投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。
1位:野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)[NISA成長投資枠]
騰落率:12.49%
どんなファンド?:世界株のアクティブ投信で、組み入れ上位銘柄はエヌビディア、ブロードコム、TSMC、クアルコム、アプライド・マテリアルズ、マイクロン・テクノロジー、インテル、KLAコーポレーション 、東京エレクトロン、マーベル・テクノロジー(いずれも半導体関連銘柄)です。
まつのすけコメント:世界各国の半導体関連企業の株式を中心に投資するアクティブ投信です。各国・地域のマクロ投資環境見通しを考慮し、技術力・価格決定力・利益構造・財務内容などの観点からファンダメンタルズ分析を行っています。エヌビディアの組入比率が高いのが特徴で、好決算の恩恵を受けました。
2位:楽天・SOXインデックス・ファンド(楽天・SOX)[NISA成長投資枠]
騰落率:8.29%
どんなファンド?:米国株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄はエヌビディア、ブロードコム、AMD、マイクロン、マイクロチップ・テクノロジー、TSMC、クアルコム、テキサス・インスツルメンツ、アナログ・デバイセズ(いずれも半導体関連銘柄)です。
まつのすけコメント:米国上場の主要な半導体関連30銘柄の「フィラデルフィア半導体株指数」に連動する投信です。為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスとなります。ナスダックよりもハイリスク・ハイリターンの傾向です。
3位:iFreeレバレッジ FANG+
騰落率:7.87%
どんなファンド?:米国株のレバレッジ投信で、組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタ・プラットフォームズ(Facebook・Instagramなど)、アルファベット(Google・YouTubeなど)、ネットフリックス、エヌビディア、テスラ、マイクロソフト、ブロードコム、スノーフレイク(データクラウドなど)です。
まつのすけコメント:日々の値動きがNYSE FANG+指数の2倍を目指す投信で、為替ヘッジがあります。ドル/円の影響は受けませんが、日米の短期金利差のコストが発生します。幾多の投信の中でもリスク・リターンともに高い銘柄で、リスク許容度が高い方なら選択肢となります。
4位:楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)
騰落率:7.40%
どんなファンド?:米国株のレバレッジ投信で、組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、Amazon.com、ブロードコム、メタ・プラットフォームズ、アルファベット、テスラです。
まつのすけコメント:日々の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍となることを目指す投信で、為替ヘッジがあります。レバレッジ型投信は、上昇局面では目覚ましいパフォーマンスを発揮します。ただし、下落局面やボックス相場では不利である点に注意しましょう。
5位:一歩先いく US テック・トップ20インデックス[NISA成長投資枠]
騰落率:6.73%
どんなファンド?:米国株のインデックス投信で、組み入れ上位銘柄は、エヌビディア、Amazon.com、ブロードコム、マイクロソフト、アルファベット、メタ・プラットフォームズ、アップル、テスラ、インテュイット(金融テクノロジープラットフォームを提供するIT系企業)、PDDホールディングス(多国籍コマース会社)です。
まつのすけコメント:FactSet US Tech Top 20指数(米国を代表するテクノロジー関連上場企業20社で構成されている 時価総額加重平均型(浮動株調整後・キャップ付き)の株価指数。配当込み、円ベース)に連動する投信です。
為替ヘッジはありません。新たな技術やサービスの提供を行い、技術発展において世界をリードし続ける米国のテクノロジー産業の20銘柄で構成されています。ナスダックの大型株に集中投資することが可能です。
6位以下はこちら
6位:次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G)[NISA成長投資枠]
7位:米国大型テクノロジー株式 ファンド(マグニフィセント・セブン)[NISA成長投資枠]
8位:iFreeNEXT FANG+インデックス[NISA成長投資枠][NISAつみたて投資枠]
9位:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) [NISA成長投資枠]
10位:楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天・NASDAQ-100) [NISA成長投資枠]
まつのすけ、今月の注目銘柄!
楽天・新興国株式インデックス・ファンド[NISA成長投資枠]
どんなファンド?:FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス(円換算ベース)に連動する投資信託です。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスの影響があります。
投資銘柄数は2024年3月末時点で5,843と多く、全世界の新興国市場の大型株・中型株・小型株を網羅しています。時価総額加重平均型の株価指数で、TSMC、テンセント・ホールディングス 、アリババ・グループ・ホールディング、大手インド企業、鴻海などに投資することが可能です。
注目ポイント!:ライバルの「eMAXIS Slim 新興国株式」と比較すると、ここ数年は好パフォーマンスです。おそらくインドや、台湾などのテクノロジー企業のウエートが高いのが奏功していると思われます。
楽天・新興国株式インデックス・ファンドは、過去6カ月+15.47%、1年+26.95%、3年+22.73%、5年+75.12%です。
一方、eMAXIS Slim 新興国株式は、過去6カ月+14.61%、1年+26.49%、3年+16.29%、5年+68.79%となっています。
同じ新興国株インデックス投信でも、ベンチマークの指数が違うと、パフォーマンスに差が生じるので、連動する指数の取捨選択が重要となります。
まつのすけ、今月のがっかり
5月は全世界株式やS&P500連動投信と比較して、高いパフォーマンスを上げられました。しかし、日本株投信の見切りが遅くなったのが残念です。4月に売却すべきでした。
なお、S&P500が5カ月間で+10%以上となり、かつ前年比で過去最高の場合、1年後は平均+16.01%、中央値+17.96%と好成績です。
また、1999年以降、S&P500が200日移動平均線が上昇中は、平均で年+7.4%と良好なパフォーマンスです。さらに、S&P500の強気相場で第1四半期がプラスで4月はマイナスの場合、6月は100%上昇しました(平均+3.1%・中央値+3.9%)。
5月のポイ活実績:2万1,309ポイント
5月は楽天ペイの「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」の1,968ポイントが反映されました。全国各地の自治体で20%や30%といったお得なキャッシュレス決済のキャンペーンが開催されており、楽天ペイも対象となることが多いです。対象店舗を利用する機会がある場合、活用すると生活費をお得に支払うことができます。
今後、楽天ペイ・楽天ポイントカード・楽天Edy・楽天カードなどのアプリが統合されて、便利なスーパーアプリへと進化する予定です。お得で便利なサービスであり、今後も楽天ペイは見逃せません。
(まつのすけ)
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