1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

3年で520万ポイント貯めた!ポイ活の達人・原のり子さんに聞く、ポイ活のススメ

トウシル / 2024年7月7日 11時0分

3年で520万ポイント貯めた!ポイ活の達人・原のり子さんに聞く、ポイ活のススメ

3年で520万ポイント貯めた!ポイ活の達人・原のり子さんに聞く、ポイ活のススメ

 インフレの昨今、スーパーやドラッグストアで買い物をするたび、地味に痛い思いをしている方も多いはず。そんな中、月間平均5万ポイントをゲットして家計の穴埋めに成功した方がいます。

 普通の主婦だった原のり子さんが、ポイ活の達人となったきっかけは? どうやってそんなにポイントをゲットできているの? さまざまな質問をぶつけてみました!

▼ポイ活の達人・原のり子さんプロフィール

自宅での料理教室を運営していたが、コロナをきっかけに閉店。その後、ふつうの主婦として過ごしているうち、ひょんなことからポイ活に目覚め、今では年間約80万ポイントを稼ぎ出すまでの楽天ポイ活の達人に! 主催する「楽マジサロン」は現在3,500人もの会員がいて、ポイ活の楽しさ、お得にゲットするコツなどを伝授している。
楽マジ
Instagram:原さん💖3000人が貯めた✨最強ポイ活サロン(poikatu_rakumaji)
X:原さん💖最強のポイ活(@poikaturakumaji)

ポイントが急増した2018年、何があったの?

トウシル:Instagramを拝見していると、ゲットした楽天ポイントのグラフが出てくるのですが、2018年と2019年の差がエグいですよね(笑)。急激にぎゅーんとゲットしたポイント数が伸びているのですが、この間にいったい何があったんですか?

2019年から急激に増え始めた楽天ポイント。いったい何があった?!

原さん:2018年までは、ポイ活にほとんど興味がなくて、逆に、テレビでポイ活が話題に出るたびに「あんなめんどくさいことよくやれるな…」と思っているほど、アンチポイ活派だったんです。

トウシル:ポイ活に目覚めたきっかけはなんだったんですか?

原さん:買い物はネット銀行のデビットカードを使って、なんとなく累計ポイントが貯まっていたようなんですが、ある日、レシートに「5,000ポイントが当たりました」っていう記載があって、びっくりしたんです。キャンペーンか何かに当選したんだと思うんですが、エントリーした覚えもなくて、本当に驚きました。

 その時、「5,000ポイントって…5,000円分ってこと?」って今さらながらに気づいたんです。「これって、お金とおんなじだ!」ってことに気づいてしまった瞬間でした。

トウシル:5,000ポイントは大きいですよね。

原さん:はい。通常、もらえても数十ポイントか、数百ポイントで、「おまけ」という感覚が強いと思うんですが、これは本気でやれば「収入」になるかも?!と思ったんです。

トウシル:桁違いのポイントを偶然ゲットしてしまったことがきっかけだったんですね。

原さん:はい。以前から楽天市場は利用していたのですが、ちょうど楽天スーパーセールをやっていて、改めて見てみたら、「最高55倍のポイントがもらえる」と書いてありました。

 これって、例えば10万円分買い物したら、半分以上、ポイントが帰ってくるってことですよね? いつも意識せずに見てはいたんだけど、実際、この「55倍ポイント」をゲットしてる人はいるのかな? どうやったら55倍のポイントをゲットできるんだろう?と思って、ちょっとこれを研究してみよう、と思ったのがスタートです。

トウシル:まずは研究、というのが面白いですね。どんなふうにリサーチされたんですか?

原さん:まずは2週間くらい、楽天グループのサービスページに張り付いて、いろいろなサービスや、そこがどれくらいポイントを出しているのか、普通の人はあんまり見ないページまで深く深く入り込んで見て、まじめにノートをつけていったんです。そうしたら、本当にいろんなサービスがあり、そこで楽天ポイントをゲットできるんだ、ということが分かってきました。

 そして3カ月後、自分で調べたことを実践してみよう!と思って本格的にポイ活に取り組んだ結果がこのぎゅーんとポイントゲットした部分ですね。4~6月の約3カ月くらいで、10万ポイント以上をゲットできてしまった結果です。

トウシル:一番驚いたポイントゲット方法って何でしたか?

原さん:本当に基本的なことになると思うんですけど、「お買い物マラソンってすごい…」というのが感想でした。なんかお得そうだからこの期間に楽天市場で買い物すればいいかな、程度に思っていて、マラソンのルールを知ろうともしていなかったので、それまではお買い物マラソンのうまみの1割くらいしか利用できていなかったんだなと痛感しました。

トウシル:結構やることが多くて複雑ですもんね。

原さん:はい、でちゃんとルールにのっとってお買い物マラソン期間を走るだけで、これだけのポイントが手に入るんだってことを初めて知る機会になりました。

ポイ活を始めて支出が激減した!

トウシル:今は月平均どれくらいのポイントをゲットされているんですか?

原さん:少ない時で5万ポイント、多い時では10万ポイント近くになります。

トウシル:とはいえ、月に平均5万ポイントをゲットするには、気が抜けない毎日で大変じゃないかと思うんですが…。

原さん:いえいえ。無理しない、頑張らない、というのが私の「ポイ活ライフ」の一番の特徴なんです。

トウシル:頑張らずに月5万ポイントをゲットする方法をぜひ教えてください!

2024年度の月別ポイント数。元手を大きくかけたわけではなく、計画的に楽天市場を利用するプランを徹底した結果。

原さん:はい。私がまず始めたのは、おうちの中を見回して、自分たちの生活の中で、「何を、どれくらいの量、どこで買っているか」を整理することだったんです。

 ドラッグストアで洗剤やシャンプーを買い、スーパーで食品を買い、ホームセンターでペットの猫砂を買い…と、さまざまなモノを分散した場所で買っていることに気づきました。でもこれって…全部、楽天市場にあるんですよ。

トウシル:確かに…。あちこちに分けて買い物に行くのも大変ですよね。

原さん:そうなんです。だから、まずは、それらのルーティンで買っている品物を、いかに楽天市場でまとめ買いするか、という計画作りから始めました。

 例えば、今までだったら「猫砂、あと一袋を切ったから買いに行こうか」とか、シーズンごとに子供たちが学校で必要なものがあったら慌てて買いに行く、というような、ある意味、無計画な買い物だったんですが、1カ月に、何をどれくらい使うのか、を全部調べて、それを楽天スーパーセールもしくは楽天お買い物マラソンにぶつけて買い物できるように計画を立てたんです。

トウシル:なるほど! そうなると買い物もポイ活も効率的になりますね!

原さん:そうなんです。あちこちで買っているものを楽天市場に置き換えているだけなので、無理もしないし頑張りもしていないんです。これを始めてから、まず、買い物に行く頻度が以前の3分の1に減りました。そうすると、余計なお金も使わなくなるんです。

 実店舗に行けば、「あ、これ、なかったかもしれない」とか、レジ前のお菓子につい手がでてしまったりで、余計なものを買っちゃうんですよね。でもネットで買うと、余計なものを買わずに済むので、支出が引き締まったのが大きな影響の1つです。

トウシル:なるほど! ポイ活を始めることが、生活の見直しと収支の見直しにつながったんですね。これは大きい。単純に支出を引き締めようと思ってもなかなかうまくいかないけれど、買うべき時期に買うべきものをお得に買う、というすてきなルーティンができますね。

原さん:はい! お金が貯まらないとか、生活費の管理がうまくいかない人は、ぜひポイ活を試してみてほしいです。すごく自然に収支が管理しやすくなりますよ。

日々のポイ活、何してる?

トウシル:お買い物マラソンや楽天スーパーセールを最大限活用する以外に、日々実践しているポイ活はありますか?

原さん:まずは「楽天スーパーポイントスクリーン」です。スマホにアプリを入れるだけで、広告が表示されて、タップするだけでポイントがもらえるんですが、お昼の時間帯と、夜の時間帯にだけ出現する、ポイントがゲットできる広告があり、それは必ずタップするようにしています。

トウシル:時間が決まっているのがいいですね。ずっと張り付いてなくてもOKで、これも無理しないポイ活の1つですね。

原さん:はい。後は、「楽天ヘルスケア」のアプリをスマホに入れています。これは歩くだけでポイントゲットにつながる優れものです。自分で決めた目標歩数を達成するとスタンプが押せるんですが、スタンプが貯まるとくじが引けるんです。

 この楽天ヘルスケアのくじは当選確率が高くて、よくポイントをゲットできるのでこれも日々のルーティンに入れていますね。これも楽天市場で買ったんですが、アップルウオッチと連動させていると、家の中で歩いた歩数もカウントされるので、案外歩数はすぐ達成できます。

トウシル:なるほど。家の中を歩くだけでも結構な歩数になりますね。これも無理しないポイ活ですね。

原さん:はい。後は、冷蔵庫の前に「今度の楽天お買い物マラソン(楽天スーパーセール)で買うもの」をリストアップして貼っているんですが、家族も、欲しいものがあったらそこに書いてもらっておいて、できるだけ一気にまとめ買いができるように、計画的な買い物リストを作っています。

必要なモノ、欲しいものを家族全員で記入していく。買い漏れも、買いすぎもないのが便利!

トウシル:家族の分もしっかり取りこぼさずポイントゲットに役立てているんですね。

原さん:はい。家計の支出で、楽天に置き換えられるものを全て置き換えると、月平均5万ポイントはゲットできます。私は今、Instagramなどで楽天ポイ活を応援するサロンを運営しているんですが、皆さんにこんな方法を伝授すると、会員の方々はあっという間にポイ活達人になって、「ポイント=収入」をゲットしていますよ。

トウシル:得たポイントは何に使っているんですか?

原さん:それはもう、楽天市場で再度、使います。楽天市場のスゴイところの1つは、ポイントで支払ってもポイントが付く、という点だと私は思っています。これ、私は「ポイント複利」と呼んでいます。

トウシル:そのほか、ポイ活を始める前と後で変わったことはありますか?

原さん:あ、私、今春から株式投資デビューしたんですよ! これも、楽天証券の口座を持っていると、SPU(スーパーポイントアッププログラム:楽天グループのサービスを利用することで楽天市場のお買い物のポイント倍率が上がるプログラム)の倍率アップのために口座を開設したんですが、貯まったポイントでポイント投資も初めて、ついに株式デビューしました。

 今、購入した銘柄の株価が順調にアップしていて、とてもうれしいです。ポイ活を始めてなかったら株式デビューもしてなかったと思うので、これも大きな変化の1つです。

生活が大変な人こそ、ポイ活をしてほしい

トウシル:これからポイ活を始めたい人や、今ポイ活がうまくいっていない人に、改めてアドバイスをいただきたいのですが。

原さん:はい。まず1つ目が、先ほども言いましたが、買い物に行く回数が激減したので、支出も激減しました。お店に行くとお金を使っちゃうんですが、ポイ活で計画的な買い物をすることで、支出が減ります。そこで浮いたお金で、自分の楽しみや、家族のために使ったりできるようになります。

 さらに2つ目。体が楽になります。暑い日や体調があんまりよくない日でも、買い物に出かけて重い荷物を持って歩いたりしなきゃならなかったんですが、それも全部、配達してくれるので、疲れなくなります。

 小さいお子さんがいる方、介護をされている方、ご自身の体調がよくない方などにぜひポイ活を勧めたいと思っていて、それが、「楽マジサロン」を始めた理由の1つでもあります。

 そして3つ目! これが非常に大事なんですが、「楽天市場を必要以上に見過ぎない」ことです。

 見ちゃうと、欲しかったものや以前チェックしたものが目に入っちゃうじゃないですか? 楽天市場でお買い物をして得する日って、「月初の1日:ワンダフルデー」「0と5が付く日」「18日:市場の日」「楽天イーグルス・ヴィッセル神戸が勝った翌日」など、もう決まってるので、それ以外の日に必要以上に楽天市場のアプリを開かないことです。

 こうしておけば、自分の時間も無駄に使いすぎてポイ活疲れすることもなくなりますよ。

トウシル:ポイ活で現金が余った分を投資に回し、時間と体力が余った分を「楽マジサロン」運営に投入されてるわけですね。

原さん:そうなんです。今会員は3,500人くらいなんですが、全国都道府県にいる会員さんに会いたくて、今、日本列島を行脚してるところです。楽天市場を使ったことがない方や、デジタルに弱いシニア層の方にも、ポイ活が生活を豊かにできることを伝えたくて。

 Instagramでは、私が研究しつくした楽天ポイ活のノウハウを、初心者でも分かるようにかみ砕いて配信しているので、ぜひチェックしてほしいです。

やってはいけないポイ活アラートはもちろん、会員さんのポイ活成功談を伺う「となりの楽マジさん」など、Instagramでの配信も要チェック

トウシル:今買うと損だからもうちょっと待って!みたいな記事も拝見して、「こういう情報ってなかなか配信されないので会員さんは喜ぶだろうな」と思っていました。

原さん:はい。お買い物マラソンのさなかにも、ゲリラセールが頻発するんですが、研究の成果で、そのタイミングもなんとなく分かってきたので、そういうマル秘情報も会員さん向けに配信しています。皆さんにできるだけ、お得に楽しく、そして無理なくポイ活を楽しんでもらえるよう、これからもがんばって研究していくつもりです!

トウシル:本日はありがとうございました!

(トウシル編集チーム)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください