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【1914(大正3)年7月28日】第1次世界大戦が開戦、戦火は4年続く

トウシル / 2024年7月28日 7時30分

【1914(大正3)年7月28日】第1次世界大戦が開戦、戦火は4年続く

【1914(大正3)年7月28日】第1次世界大戦が開戦、戦火は4年続く

1914(大正3)年7月28日

第1次世界大戦が開戦、戦火は4年続く

 1914年7月28日、オーストリア・ハンガリー帝国がセルビアに宣戦を布告。戦火はたちまち欧州のほぼ全域に拡大し、第1次世界大戦が始まりました。

 オーストリア・ハンガリー帝国を支援するドイツは同年8月1日にロシアに、翌々日の3日にフランスに宣戦布告。4日にイギリスがドイツに宣戦布告しました。当初は東欧の局地戦にとどまるとの楽観論もあったようですが、実際にはセルビアへの宣戦布告からわずか1週間で状況が急激に悪化していったことがわかります。国連を中心とした平和維持の仕組みがある21世紀の今も、海外投資家が軍事衝突を懸念する「地政学リスク」に敏感なのは、このためでしょう。

 戦況を決定づけたのは1917年4月6日、当時から圧倒的な国力を誇った米国がドイツに宣戦布告した時です。戦勝国となったイギリスやフランスによる連合国と、ドイツが休戦協定を結んだのは1918年11月11日。戦争は4年3カ月あまり続きました。

(トウシル編集チーム)

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