防災関連株と理由の組み合わせで間違っているのは？【トウシルクイズ・株式】

地震や台風など天災が発生すると株価が上昇する銘柄とその理由の組み合わせで間違っているのは？

• 不動テトラ（1813）：テトラポッドに代表される消波ブロックを製造しているから
• ウェザーニューズ（4825）：「雨雲レーダー」など防災向け気象情報を提供しているから
• 東海旅客鉄道（9022）：東海道新幹線の需要が高まるから

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ヒント

 

巨大地震や異常気象による被害から人々を救う製品・サービスを提供する企業は「防災関連株」として株式市場でも注目されています。

 

解答

 

3：東海旅客鉄道（9022）

地震や台風、洪水が起こると地盤整備や海洋土木を手掛ける建設会社の株価が一時的に上昇します。①の不動テトラは津波を防ぐテトラポッドをはじめ、天災の被害を防ぐための陸上、海洋土木に強い建設会社です。他にも仮設住宅建設の日成ビルド工業（1916）、地質調査大手の応用地質（9755）といった防災に向けた建設関連株やブルーシートで国内シェアトップの萩原工業（7856）なども防災関連株の一角です。②のウェザーニューズをはじめ、リアルタイムで河川の氾濫を検知する「冠水センサ」を提供する通信工事大手のミライト・ワン（1417）、防災アプリや交通事故の映像通報システムなどを手掛けるドーン（2303）といった防災DX（デジタルトランスフォメーション）系企業も最近は増えています。一方、③の東海旅客鉄道など鉄道会社は運行停止が業績悪化につながるため、地震や台風のときには株価が下がりやすくなります。

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（トウシル編集チーム）