【2015(平成27)年11月7日】中国と台湾が初の首脳会談
トウシル / 2024年11月7日 7時30分
【2015(平成27)年11月7日】中国と台湾が初の首脳会談
2015(平成27)年11月7日
中国と台湾が初の首脳会談
2015(平成27)年11月7日、中国と台湾の最高指導者が初めて会談しました。1949年の分断以来、初めてです。
会談したのは中国共産党総書記の習近平国家主席と、台湾の馬英九総統です。両トップは会談で「1つの中国」の原則を確認し、経済や文化面での交流を深めていくことで合意しました。
中国では第二次世界大戦後、いったん休戦していた共産党と国民党の内戦が再開。内戦を制した共産党に追われる形で、蒋介石氏が率いる国民党は台湾に逃れました。中台間では武力衝突もあり、緊張した関係が続いていました。
こうした複雑な事情に配慮して、会談は政治的に中国、台湾のどちらにも肩入れしないシンガポールで開催。両トップは互いに「先生」と呼び合いました。
ただ、台湾国内では会談に批判的な声も強く、その後の中台関係に目立った変化はありません。会談は形式的なものに終わったといえそうです。
2015年11月7日の日経平均株価終値は
19,642円74銭
※2015年11月7日は休日のため前営業日の株価。
(トウシル編集チーム)
この記事に関連するニュース
-
2025年中国の見どころ:トランプ、台湾、日本…八つのポイントを解説
トウシル / 2024年12月26日 7時30分
-
訪中の岩屋外相が李強首相と会談、日中関係安定化狙う 王外相とも会談へ
産経ニュース / 2024年12月25日 11時14分
-
台湾の馬英九元総統、旧日本軍「731部隊」展示施設を視察へ 退任後3度目の訪中
産経ニュース / 2024年12月18日 20時26分
-
上海市の代表団が台北入り、中台緊張高まる中で都市間フォーラム
ロイター / 2024年12月16日 17時6分
-
台湾で進学する中国の学生が激減、中国で進学する台湾の学生が急増―マレーシアメディア
Record China / 2024年12月15日 14時0分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください