1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

『新・臆病者のための株入門』(文春新書)【書籍紹介】

トウシル / 2024年12月1日 11時0分

『新・臆病者のための株入門』(文春新書)【書籍紹介】

『新・臆病者のための株入門』(文春新書)【書籍紹介】

気になるあの本をチェック!

『新・臆病者のための株入門』(文春新書)

『新・臆病者のための株入門』(文春新書)/2024年10月18日発売/文藝春秋/1,100円(税込)

答えてくれた人

文藝春秋 文春新書編集部 担当編集者様

著者ってどんな人?

橘玲​さん
 1959年生まれ。早稲田大学卒業。編集者を経て、2002年に経済小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラーに。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)で2017年新書大賞受賞。近著は『上級国民/下級国民』(小学館新書)、『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』(文春新書)など。小説、評論、投資術など幅広い分野で執筆されています。

どんな人にオススメ?

・まだ投資をしたことがない「究極の素人」を自負しておられる人
・投資を始めてみたものの、損をしないか不安でたまらず、毎日株価をチェックしてしまう「臆病者」な人
・「人生100年時代」「老後2000万円問題」が叫ばれるなかで、もっとも合理的な究極の人生設計について知りたい人

 タイトルに「臆病者」という言葉が入っている通り、本書は「投資を始めてみたいけど損をしそうで怖い」「実際に投資を始めてみたけど、株価の乱高下で不安だ」とビクビクしている人たちにはうってつけの本です。橘さんが教える「株式市場で優位性を得る条件」を踏まえたうえで投資をして、心穏やかな日々を過ごしましょう。

この本の、ここが読みどころ!

 本書は2006年に刊行され、26刷を重ねて12万部超のロングセラーとなった『臆病者のための株入門』に「臆病者のための新NISA活用術」を加えて新版としたものになります。

 旧版の発売当時、文藝春秋社内でも多くの人間がこの本を手にしましたが、誰もが今、口を揃えて「橘さんのおかげで資産形成がうまくいった!」と言います。約20年という時間のテストを経て、橘さんが「正しかった」ことが証明されたのです。この事実、何よりも説得力があると思いませんか?

 本書の魅力は、そうした圧倒的な説得力に加え、読み物としての面白さです。

 橘さんが株を始めたのは1990年代半ばにまでさかのぼりますが、そこから経験されたことが随所に盛り込まれています。例えば第1章。1999年、当時まだ会社勤めのサラリーマンだった橘さんは、1カ月で100万円を1億円にするという計画に夢中になってしまいます。ひと夏を費やしてナスダックの株価データを統計解析し、アメリカの先物会社に口座を開設し、高速接続の回線を自宅に引きますが、結果は果たして…。本を読んでからのお楽しみです。

編集者の制作秘話

 新版の刊行にあたり、橘さんには旧版の文章に修正を加えていただくことになりました。なにしろ20年前に刊行された本なので、当時とは世界情勢も変わっており、時代遅れになっている部分もあると考えたからです。

 ところが、橘さんから送られてきた修正は予想していたよりもずっと少なかったです。それもそのはず、本書は金融リテラシーの基礎である「ファイナンス理論」の標準的な説明を軸に話が進んでいるから。ファイナンス理論は、数学の天才たちが金融市場を徹底的に研究しつくして導き出されたものなので、時代が変わってもその正しさは全く揺らぎません。

 ぜひ、その凄みを味わっていただければと思います!

橘玲さんの対談記事を読む!

橘玲さんと篠田尚子(楽天証券)の対談動画を見る!

(トウシル編集チーム)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください