「死んでいる職場」の管理職、よくある6大欠点 「御社」「あなたの上司」は…大丈夫?

東洋経済オンライン / 2018年7月19日 10時0分

「死んでいる職場」の管理職によく見られる「6大欠点」とは?(写真:mits/PIXTA)

経営において本質的に大事なことは、たったひとつ。それは、会社が「生きている」ことである。

『現場力を鍛える』『見える化』など数多くの著作があり、経営コンサルタントとして100社を超える経営に関与してきた遠藤功氏は、「30年間の結論」として、会社や組織は「見た目の数字や業績」より、本質において「生きている」か「死んでいる」かが重要だという。

30年の集大成として『生きている会社、死んでいる会社――「創造的新陳代謝」を生み出す10の基本原則』を上梓した遠藤氏に、「死んでいる職場」の管理職に共通する「6大欠点」について解説してもらう。

■「死んでいる会社」の管理職は埋没してしまっている

30年の長きにわたって、経営コンサルタントという仕事をやってきた。100社以上の会社と濃密なお付き合いをし、ここ10年近くは複数の会社の社外取締役、社外監査役としても経営に関与してきた。その経験を通して確信して言えることがひとつある。それは「会社は生きていなければならない」ということだ。

「生きている会社」と「死んでいる会社」を分ける差はいくつかあるが、「死んでいる会社」では、部長や課長、係長といった管理職の力が発揮されていない。「生きている会社」の職場では、課長を中心とするミドルの活躍が光っているが、「死んでいる会社」ほど、ミドルが埋没してしまっている。

「死んでいる会社」には「KSI管理職」が多い。KSIとは「こなす」「さばく」「いなす」だ。

目の前の仕事をこなし、社内の調整業務を巧みにさばき、役員などの上司を上手にいなす。一見仕事ができるように見えるが、何のチャレンジもしておらず、付加価値のある仕事をしていない。そんな管理職が闊歩する会社は、やがて間違いなく死んでいく。

一方、「生きている会社」には「IKK管理職」が多数存在する。IKKとは「挑む」「変える」「行動する」。新たな挑戦や変革が自分のミッションだと自覚して、最前線で考え、工夫し、動き回っている。

では、「死んでいる職場」の管理職によく見られる「6大欠点」とは、いったい何なのか。早速、紹介したい。

「死んでいる職場」の管理職に見られるひとつめの欠点は、「観察する力」がないことである。

■管理職こそ「幅広い視野」が必要

【1】世界を「観察する力」がない

管理職の多くは会社の最前線で仕事をしている。つまり、現場に最も近い存在、もしくは現場そのものである。

「生きている職場」の管理職は、いま現場で何が起きているのか、顧客は何を望んでいるのか、競争相手はどう動くかをつねに考えている。そのために、現場や顧客、競争相手をつぶさに「観察する力」を身につけている。

東洋経済オンライン

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