毒親より「毒子・毒嫁」のほうがずっと問題だ 「包丁を投げる息子」にどう対峙するべきか

東洋経済オンライン / 2018年9月18日 19時30分

「毒息子」に対して無限の愛情を注ぐ必要などありません(写真:NORRIKO / PIXTA)

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長男は昨年末、39才で結婚しました。相手は海外の人で、この8月、息子から初めて聞かされたのですが、その母親(義母)と嫁が新興宗教の信者だということです。息子は嫁がお国へ帰省中、国際電話でその事を聞かされ、泣いたそうです。

息子も私も新興宗教などを嫌っており、事前にこのことを知らされておれば、結婚はなかったはずです。ところが、なぜか息子は、嫁の不誠実さを問い詰めもせず、代わりに私を責めるようになりました。

嫁は転職して2~3カ月で妊娠がわかったり、出産時の準備も何一つできていなかったので仕方なく私がすべての準備道具を購入して送りました(お礼なし)。今度は一戸建ての購入を計画しているようですが、私を家政婦代わりにこき使うことが前提になっております。家政婦の件はさすがに私も「お断り」と言って電話を切りました。

息子たちは何かにつけて私を悪者にしていましたが、最近はそれが暴力になり、私がケガをするほどモノを投げつけてきたり、包丁を投げてきたこともありました。人格が変わったと思える暴力に、戸惑っています。今はどちらとも疎遠です。「毒親が問題」と言いますが、昨今は「毒子・毒嫁」のほうが多いのではと思い、書かせていただきました。警察に相談し、息子たちが来たら、すぐに警察を呼んでくださいと言われております。この先、私は息子たちに殺されるのを待てばいいのでしょうか? ものすごいストレスで体調を崩し、通院をして過ごしています。

田村 希代子(仮名)

■「毒子」たちに苦労している親たちの声

田村様、お便りありがとうございました。

確かにネットという性質上、親世代からのご相談よりは若い人たちからのものが圧倒的に多く、そのため当欄でも「毒親」ばかりが目立つ傾向にあることに、私も歯がゆい思いをしています。実際は私の周囲でも、「毒子ども」たちに苦労している親たちの声が引きも切りません。

「脅し」でも親に包丁を投げてくる息子とは絶縁し、最悪の事態も起こりうることを前提に行動すべきです。このような子どもの親を卒業しても毒親ではなく、今後は親ファーストで生きるべきです。

一部の例外は別として、ほとんどの親の子どもに対する愛情は無償の愛です。子どもの幸福のためなら自身の犠牲を厭う親などいませんし、見返りを期待して子どもを産み、育てる親などいません。

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