あなたが知らない深刻なSNS疲れの世界潮流 満島ひかりや真木よう子もSNSから去った

東洋経済オンライン / 2018年9月21日 7時0分

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』に出演したケリー・マリー・トランさん。インスタグラムの投稿を全削除した(写真:Shutterstock/アフロ)

海外では、昨年頃からインスタグラムの投稿を全削除する有名人が増えてきている。昨年8月、歌手のテイラー・スウィフトがツイッターやインスタグラムの投稿を全削除しているほか、今年の5月には女優のブレイク・ライヴリーが同様にインスタグラムの投稿を全削除している。

だが、これは「セレブのSNS離れ」といったようなものではない。実際、二人とも、しばしの沈黙の後、活発に投稿を再開している。実は、これらはプロモーション活動の一環として行われているものだ。テイラー・スウィフトは、ツイッターやインスタグラムの投稿を全削除した後に、新作『Reputation』を発表しているし、ブレイク・ライヴリーは、自身が出演している映画『A Simple Favor』を積極的にプロモーションしている。

海外ではミュージシャンや俳優が、自分の作品をプロモーションするために、SNS上の投稿を全削除したり、(インスタグラムであれば“アーカイブ”機能を使うことで)非表示にさせたりするやり方がよく用いられる。いったん、自分のアカウントのプロフィールやタイムラインをまっさらの状態にすることで、ファンに「何かあるぞ」と思わせることが目的だ。

これは期待感をあおるだけではなく、これまでの作品のイメージにとらわれずに新作を強く印象づけるという効果もある。『Reputation』で新しいイメージを打ち出したかったテイラー・スウィフトは、これをうまく使った例だろう。

■「SNSをやめる」有名人が増えてきている

だが、最近はプロモーション目的で投稿を全削除するのではなく、本当にSNSの舞台から去ってしまう著名人も少なくない。実際、今年の春あたりを境に、海外のニュースサイトなどでは「Celebrities Who Have Quit Social Media(ソーシャルメディアをやめた著名人)」という見出しをよく見掛けるようになった。

たとえば映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、アジア系女性として初めてメインキャラクターを演じた女優、ケリー・マリー・トランが、今年6月にインスタグラムの投稿を全削除したのは、その最たる例だろう。彼女は大役に抜擢されたことで大いに注目を集める存在となったが、一方で同作の一部のファンからのバッシングが絶えなかった。彼女の容姿に対する中傷だけではなく人種差別的なものを伴うコメントや攻撃を受けたことで、インスタグラムの投稿を全削除している。

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