日産デイズと三菱ek、買うならどのグレードか 共同開発車だが、さまざまな違いが見られる

東洋経済オンライン / 2019年4月24日 7時30分

3月下旬に発売された日産「デイズハイウェイスター」(右)と三菱「eKクロス」(撮影:尾形文繁)

3月28日にそろって新型となった日産のデイズと三菱のek。少しクルマに詳しい人ならご存じかもしれないが、この2車種は兄弟関係にあるモデルとなる。といっても、どちらかがOEM供給を受けるモデルというわけではなく、日産と三菱が共同で出資した合弁会社NMKVのマネジメントのもと、日産が企画、開発を行って誕生したモデルであり、いわば共同開発車というモデルとなっている。

ちなみに先代モデルのデイズ/ekは三菱が主導で企画、開発を行っており、新型を開発するにあたって日産がさまざまなテストを行っていた中でカタログ燃費との乖離が判明し、三菱の燃費偽装が明るみに出たという一幕もあった。

そんなこともあってややネガティブな印象が否めなかった先代モデルに対し、新型は新規プラットフォームや新開発のエンジンを採用し、先入観を抜きにしても大幅に進化したモデルと言えるだろう。

■デイズとekでさまざまな違い

ただ、前述したように共同開発したモデルなだけにプラットフォームや搭載エンジンなどは共通であるものの、デイズとekでは大小さまざまな部分で差異があるモデルとなっている。例えばデイズであれば基準車に対してスポーティーな装いの「ハイウェイスター」が用意されているのに対し、ekは従来型にあった「カスタム」を廃し、その代わりに新型デリカと共通するフロントマスクを持った「ekクロス」を用意するといった具合だ。

そのため、どういう点を重視するかによってオススメする車種、グレードが異なってくるというのが、デイズ/ekの面白いところであり難しいところと言える。そこで今回は両車の違いを中心にご紹介しよう。

前述したデイズハイウェイスターとekクロスは明らかに違いがあるが、ベーシックな基準車にも無視できない差異が存在する。グレード体系的にはベーシックなデイズSとekワゴンM、上級グレードのデイズXとekワゴンGという2グレードというのは変わりないが、選択できるオプションに決定的な違いがあるのである。

デイズには万が一の事故のときに自動的にオペレーターにつながり(任意でつなぐことも可能)、位置情報やセンサー情報を基に警察や消防への連携をサポートしてくれる「SOSコール」がハイウェイスターを含む全グレードでオプション設定されているが、ekにはすべてのグレードで設定がされていない。

逆にekにはステアリングアシストまでしてくれ、0km/h~約115km/hの範囲で前走車に追従してくれるクルーズコントロールである「MI-PILOT」(日産では「プロパイロット」)が基準車のGグレードにオプション設定されている。デイズではハイウェイスターのみの設定のため、基準車でクルーズコントロールが欲しい場合はek一択となるわけだ。

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