なぜ痩せない?「お腹太りの人」が陥る5大盲点 「食事抜き、腹筋、飲み会…」あなたは大丈夫?

東洋経済オンライン / 2019年4月24日 8時40分

内臓脂肪がなかなか減らない人は「よくある誤解」を実はしていたんです(写真:FredFroese/iStock)

内科、循環器科の専門医として、数多くの患者と日々接している医学博士の池谷敏郎氏。血管、血液、心臓などの循環器系のエキスパートとして『名医のTHE太鼓判!』(TBS)などテレビにも多数出演しているが、過去15キロ以上の減量に成功し、57歳でも体脂肪率10.6%を誇ることはあまり知られていない。

このたび、その「減量メソッド」を全公開した新刊『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える内臓脂肪を落とす最強メソッド』を上梓した池谷氏に「お腹太りの人ほど陥ってしまう『内臓脂肪』5つの盲点」について解説してもらう。

■内臓脂肪のこと、「正しく」知っていますか?

「食事をできるだけとらないようにしているけどやせない」「腹筋運動を頑張っているけど、なかなかお腹が引っ込まない」という話は、私のクリニックに来る患者さんたちからもよく聞きます。

食べすぎや運動不足は内臓脂肪が蓄積する原因の1つではありますが、ダイエットを「間違った方法」で行ってしまっては、その効果は期待できません。なにより、無理をして体に負担をかけたり、自分が苦痛に感じたりすることは長続きしません。

私は長年、血管、血液、心臓などの循環器系のエキスパートとして数多くの患者さんたちと接してきました。その中で感じたのが、「内臓脂肪に対して多くの誤解をしている人が多い」ということです。

誤解したままダイエットを頑張っても、内臓脂肪は減るどころか、かえってどんどん蓄積してしまうこともあります。その結果、体に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。努力をしているのに無駄なことになってしまっては、本当にもったいないことです。

では、多くの人たちが誤解しがちな「内臓脂肪の盲点」とは何でしょうか。いくつかありますが、ここでは、主な5つの「内臓脂肪の盲点」を紹介します。

まず、よく誤解されがちな盲点が「単に食事を抜くだけでは、内臓脂肪はなかなか減らない」ということです。

■内臓脂肪を減らすには「賢く食べる」こと

【盲点1】朝食やランチなど、無理に「食事」を抜いてしまう

「内臓脂肪を落としましょう」というと、「食べなければいいんだ」と思ってしまいがちですよね。そのために「朝食を抜く」「ランチを抜く」と、「食事をとらないダイエット」で頑張ろうという人がいますが、これは絶対NGです。

極端に食事を減らすと、脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまいます。すると食事制限をやめたあとは、筋肉の減ってしまったところに脂肪がつきます。この脂肪ばかりついた状態を「サルコペニア肥満」といい、通常の肥満よりも生活習慣病になる可能性が高くなります。

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