行くしかない!運気が上がる「京都のお寺」3選 ディープに巡る、大人のパワースポット

東洋経済オンライン / 2019年4月28日 8時20分

高雄山の中腹、長い石段を上った先にある神護寺。新時代の幕開けとともに京都のお寺に足を運んで心をリセットしてみませんか?(写真:leicahiroba / PIXTA)

超大型連休となった今年のゴールデンウィーク。たくさんの観光客が、日本を代表する観光地・京都を訪れる。宗教や信仰を日頃から意識する日本人は少ないとはいえ、緑まぶしい春の行楽シーズンともなれば、人々はいわば本能的にお寺参りに足を運ぶことも多いのではないだろうか。

この記事では、お寺と仏像をこよなく愛し、新刊『イラスト丸わかりガイド 日本の仏さまとお寺』を著した日本の仏とお寺研究会のお2人が、このゴールデンウィークの京都旅で行っておくべき「ご利益のある」お寺を独自の視点で厳選。そこに祭られている仏様のいわれなど、イラストを使いながら解説してもらった。

■牛若丸が天狗と修行した場としても有名

注目パワースポット① 鞍馬寺と毘沙門天

京都屈指のパワースポットとして話題の鞍馬寺(くらまでら)。この寺には650万年前、金星から魔王サナートクマラが降り立ったとの伝承があり、牛若丸(源義経)が天狗と修行した場としても有名です。

本尊は、金星から来た護法魔王と毘沙門(びしゃもん)天、観音が三位一体となった「尊天」。尊天は60年に1度、開帳されます。毘沙門天は、770年に鑑真の弟子・鑑禎(がんてい)が夢のお告げに従い鞍馬山に祭った仏とされ、それが寺の始まりという説があります。

左手をかざして遠くを見渡す毘沙門天と、左右の吉祥天と善膩師(ぜんにし)童子の3像は国宝。平安時代に作られ、三尊形式としては現存最古とされます。ほかに、兜跋(とばつ)毘沙門天立像など、多彩な毘沙門天像があります。

この寺がパワースポットといわれるゆえんは、本堂前の、金剛床といわれる「六芒(ろくぼう)星」に強い力が宿っていると噂されているためですが、奥の院の「魔王殿」も注目です。ここは護法魔王が降臨した地とされ、強すぎるほどのパワーに満ちているといわれています。

■七福神にも入っている人気者!

この寺にまつられる注目の仏様

四天王の一尊、多聞(たもん)天の別名が毘沙門天です姿は甲冑をつけた中国の武人ですが、兜はかぶりません。主な持物は宝塔や戟(げき)です。ヒンドゥー教ではクベーラと呼ばれ、北方を護り、財宝や福徳を授ける神とされてきました。

日本では平安時代の初期に信仰が始まります。御所を守護する目的で、平安京の北に位置する鞍馬寺に祭られました。また、武将の間では戦いの神としてあつく信仰されます。上杉謙信が熱心な信者だったのは有名な話で、春日山城に毘沙門堂を造り、戦旗に「毘」の字を入れました。そして、後に自分は生まれ変わりだと信じるようになったそうです。庶民に広まると福徳の神となり、功徳は変化していきました。

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