物事に追われている人に教えたい時間の作り方 「いつ、何を、どのように」考え方を変えよう

東洋経済オンライン / 2019年5月4日 18時0分

スマホばかり見ていることが原因かもしれません(写真:Fast&Slow/PIXTA)

時間に追われて生活していますか。

それとも、自分の時間をきちんと管理していますか。

現代は、時間の節約に役立つ新たなテクノロジーが次々と生みだされる時代です。便利になっているにもかかわらず、新たな機器に囲まれるほど、時間がますます足りなくなり、ストレスがますます増えるようです。

もちろん、スマートフォンやパソコンを上手に活用すれば時間を節約できますが、つねに接続している状態もまたストレスになりうるのです。

予定を立てておかないと、いちばん重要なこと以外はつねに時間不足になり、それがストレスにつながります。予定を立てておけば、やらなければならないことをする時間がある、という安心感につながります。していないことに対してあせってストレスを感じる必要もありません。

私はスウェーデン、カルマル市に生まれ、自分で興した会社でずっと働いてきました。昔からずっと、いわゆるリーダー、起業家タイプでしたが、社交性や愛想のよさを隠れみのに、実は不安症を長年抱えていました。その心の病を妻であるスーサン・ビルマークと共に夫婦で抜け出しました。共著である『北欧スウェーデン式 自分を大切にする生き方』にも詳しくまとめてありますが、ここ数年は心の病の研究に力を入れ、ストレスに悩む人の助けとなるべく活動しています。

■マルチタスクは非効率だと気づいた

キッチンの大掃除をしている最中に、雑巾を取りに洗濯室へ行くと、洗濯物が洗い終わっていて、あとは干すばかりになっていました。でもその前に、いま干してある洗濯物を取り込んでクローゼットにかけなければなりません。

クローゼットのある寝室へ行くと、花瓶の水がなくなりかけていて、花がしおれています。そこで、水をくみにバスルームへ行ったところでふと、なにをしに来たのか忘れてしまったのです。

仕方なく階下のキッチンへ戻ると、雑巾が必要だったことを思い出しました。

つねに何かしている自分はとても効率がいい、と思っていたのですが、実際は、必要以上に時間をとられていたのです。いましている作業に注意をしっかりと払ったことがなかったのです。

どうでもいいことばかりしていて、肝心のことがほとんどできていなかったので、なにかやり遂げた実感がまったくありませんでした。

マルチタスクという言葉はもう時代遅れだと思っています。マルチタスクが効率的なことはまずありません。最近では、一度に1つのことに対処するほうがいい、と言われています。わたしも、1つのことに全神経を集中させるほうが、ずっと効率的で現実的だと実感しています。

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