「31歳シングルマザー」再婚までの険しい道のり 容姿端麗で、多くの見合いを経験したが…

東洋経済オンライン / 2019年5月30日 13時50分

シングルマザーはなぜ再婚しにくいのか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

3組に1組が離婚をしている今の時代、離婚歴があることは婚活するうえで不利な条件にはならない。しかし、婚活者が必ず言う言葉がある。「離婚経験者でもいいけれど、子どもがいない人!」

仲人として婚活現場に関わる筆者が、毎回婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしている連載。今回は、「31歳、シングルマザー成婚への道のり」をつづる。

■挫折しかけながら1年半かかった婚活のワケ

伊坂幸恵(31歳、仮名)が、5月に入って間もなくのこと、かねてから付き合っていた網谷義則(30歳、仮名)からプロポーズをされ、それを受けた。

幸恵が私のところを訪ねてきたのは、1年半前のことだ。当時は3歳の女の子を持つシングマザーだったが、娘の沙耶(仮名)が4歳半になり、この度婚活に終止符を打つことができた。

婚約の報告に来たときに、幸恵は私にしみじみと言った。

「1年半って言葉にするのは簡単だけれど、私にとっては本当に長い道のりでした。途中何度も、『私は再婚できないんじゃないか』と思いました」

幸恵は、女優の北川景子さんをかわいらしい感じにしたアイドル顔だ。もしも子どもがいなかったら、いくらでもお見合いが組めたし、もっと早くに再婚が決まっていただろう。

幸恵だけではない。シングルマザーは皆、婚活に苦労をしている。なぜシングルマザーは再婚がしにくいのか。

子どもが欲しいと言う独身男性は多い。しかし、それは自分の子どもであって、ほかの男のDNAを受け継いでいる子どもではない。

これは男性に子どもがいる場合も同様だ。「離婚歴があってもいい。でも、子どもがいない人」と多くの婚活女性たちが言う。男性が育てているわけではなく別れた妻側に子どもがいても、女性たちは同じ反応をする。

子どもがいない場合は、離婚をすれば赤の他人。しかし、子どもがいると夫婦の縁は切れたとしても、子どもの父と母という関係は変わらない。養育費の問題や、互いが死んでからの遺産相続問題など、関わらなくてはならないことが出てくる。

■自分だけの再婚ではない

幸恵が婚活をスタートさせてみると、思っていたよりも多くの見合いが組めた。30歳という婚活市場においてはまだ若い部類に入る年齢だったのと、容姿がずば抜けて魅力的だったからだろう。

しかし、その先のお付き合いがどうも続かない。幸恵にとっては自分だけの再婚ではなく、子どもも含めての再婚。相手を信頼できるのはもちろんのこと、さらに子どもとの相性がどうかも見ていた。これは、ほかのシングルマザーたちも同様だろう。

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