年収1500万円35歳男性が「お断り」された理由 見合いをして「真剣交際」に入っていたが…

東洋経済オンライン / 2019年6月13日 7時30分

大好きだった相手に振られると、感情は時間とともに変化をしていく。悲しみのどん底にいるときに、人は何をすべきか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

恋愛において、いったん離れた相手の気持ちを取り戻すことはとても難しい。どんなに努力をしても、手に入らないのが人の気持ちだ。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、毎回婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしている連載。今回は、「振られて悲しみのどん底にいるときに、人は何をすべきか」だ。

■結婚後の住まいなどの話も進んでいたようなのに…

安藤晃一(35歳、仮名)と栗林陽美(39歳、仮名)は、結婚に向けての真剣交際に入っていたが、先日、陽美から交際終了の連絡が来た。

“結婚後にどこに住むか”などの話もしていたようだったので、まもなく成婚するだろうと思っていたら、交際終了の連絡。陽美は、なぜこの答えを出したのか?

「晃一さんは、心のやさしいとても誠実な方です。でも、物事をなんでもネガティブに捉える、あの思考にどうしてもついていけません。何かが起こったときにいつもマイナスの方向に引っ張っていかれたら、結婚しても楽しい生活ができないような気がしました」

晃一と陽美は、正反対の性格だった。陽美は、アクティブなアウトドア派で小さなことにはこだわらない。一方、晃一は、どちらかといえばインドア派で、小さなことが気になるタイプ。

一般的には、価値観や行動パターンが似ている“似た者夫婦”がうまくいくと思われがちだが、私はそうではないという気がしている。価値観や行動パターンは年月とともに変わっていくものなので、ズレが生じたときにお互いの気持ちもすれ違っていくのではないだろうか。

逆に、まったく性格の違う“対極夫婦”は、お互いの欠点を補い合い、どうしたら2人の関係がうまくいくのか、落としどころを年月とともに見つけていく。

これまで送り出した成婚カップルを見ても、似た者夫婦よりも対極夫婦のほうが多かった。

■華やかな経歴なのに自己肯定感が低い男

人には、生まれ持った気質がある。その気質に、親の子どもへの接し方、受けた教育、出会ってきた人たち、育ってきた環境が相まって、人格や性格が形成されていく。

晃一が入会面談にやってきたときに、こんなことを言っていた。

「僕は、すごく自己肯定感が低いと思うんです。自分に自信がないし、小さなことにこだわりすぎて、どんどんマイナスな方向に考えが及んでしまう。この性格を何とかしないといけないとは思っているんですが」

この言葉を聞いたとき、とても驚いた。晃一は、超一流大学を卒業し、その後は大手企業に勤め、年収も1500万円あるという華々しい経歴の持ち主だったからだ。

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