iPhone新OSで実現「仕事で使える」3つの機能 もうグーグルマップを開く必要がなくなる?

東洋経済オンライン / 2019年6月13日 13時0分

「WWDC」を取材した情報をもとに、「iOS 13」のオススメ機能を3つに絞って紹介していく。写真はWWDCの会場、カリフォルニア州サンノゼのサンノゼマッケンナリー会議センター(筆者撮影)

6月3~7日の5日間にわたり、アメリカのカリフォルニア州サンノゼでアップルの開発者向けイベントである「WWDC」が開催された。

このイベントの基調講演では、iPhoneに搭載されるiOSの新バージョンである「iOS 13」が発表されたほか、iPad向けのOSがiOSから独立し、「iPadOS」になることも明かされた。また、Apple Watchにも、iPhone不要でアプリをインストールできるApp Storeが加わる。次期macOSではiTunesも廃止され、各コンテンツの管理は「Music」「TV」「Podcast」の3アプリに引き継がれることも、大きな話題になった。

OSのパフォーマンス向上や、適用できるiPhoneの幅の広さがアピールされた昨年の「iOS 12」とは異なり、「iOS 13」は新機能のオンパレード。ファイルアプリが刷新されるほか、リマインダーの使い勝手も刷新される。ビジネスに役立つ機能という点では、マップアプリの改善も大きな話題といえそうだ。

今回は連載の“特別編”として、現地で取材した情報をもとに、「iOS 13」のオススメ機能を3つに絞って紹介していきたい。

■ファイルの受け渡しが簡単に、外部メモリにも対応

WWDCの基調講演ではiPadOS向けの新機能として、時間を割いて紹介されたが、「iOS 13」でもファイルアプリが刷新される。中でも大きいのは、SDカードなどの外部ストレージに対応したことだ。これまでのファイルアプリは、Lightningに接続した外部ストレージのデータを直接読み取ることができなかった。iPhone内にあるデータのコピーも、ファイルアプリ経由ではできず、手間がかかっていた。

「iOS 13」の新ファイルアプリでは、この問題が解決された。これによって、USBメモリにデータを入れて、目の前にいる人に渡すことが可能になる。軽いデータであれば、iCloudを使ったり、AirDropで送ってもいいが、動画などで容量が大きかったり、ファイルの数が多かったりするときには、外部ストレージを使ったほうが効率的なこともある。PC同士でデータをやり取りする際にはよく使われる手だが、iPhoneでも、それができるようになるというわけだ。

また、iCloud上にフォルダを作ってデータをまとめておき、それを丸ごとほかのユーザーと共有する機能にも対応する。ファイルサーバーを読み込んで表示することもできるため、会社で使っているファイル共有サーバーなどにアクセスすることも可能。同じ部署で共有しているデータを、サッとiPhone本体にコピーして、外出先で使えるようになる。

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