姑が過剰介入する結婚に絶望した彼女の告白 結婚式参列に「人材派遣」を提案され婚約破棄

東洋経済オンライン / 2019年6月27日 7時40分

婚約したからといって、そこからスムーズに結婚につながっていくとは限らない。今回は婚約破棄を乗り越えて、次の幸せをつかんだ女性のケースをお届けします(写真:Fast&Slow/PIXTA)

婚約したからといって、そこからスムーズに結婚につながっていくとは限らない。どちらか一方が心変わりをして婚約が解消されることもある。関係の終焉はどちらも傷つくものだが、した側よりもされた側のほうが心に大きな傷が残るだろう。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、毎回婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、「婚約破棄を乗り越えて、次の幸せをつかんだ女性」のストーリーだ。

■「入籍するまでは安心できません」

佐藤佳代子(35歳、仮名)は、太田裕太(39歳、仮名)と結婚を前提にした真剣交際に入っていたのだが、3月に裕太からプロポーズをされた。その報告を電話でしてきた。

「都内の素敵なレストランで、『結婚してください』とプロポーズしてくださいました。デザートのケーキプレートには、“ずっと大切にします”とチョコレートで書かれていて、『この日の記念に』と、ダイヤのネックレスもいただきました。『婚約指輪は、今度一緒に買いに行こうね』と言ってくださいました」

その声はとてもうれしそうに弾んでいた。そこで、私は言った。

「じゃあ、今月末の成婚退会にしましょうね」

すると、弾んでいた声を一転させて、少し不安げに言った。

「あの、入籍するまでそちらにいたいです。前みたいなことがあるかもしれないし。入籍するまでは安心できません」

実は、彼女にとってこれは、生涯で2回目のプロポーズだった。

1度目のプロポーズは、1年前のこと。お見合いで出会った大友康晴(42歳、仮名)に、海の見える夜景のきれいなレストランでロマンチックなプロポーズをされた。

両家の挨拶を済ませ、ダイヤの婚約指輪ももらい、結婚式の具体的な話を進めていくうちに、雲行きが怪しくなっていった。そして、康晴から、「婚約は白紙にしたい」という申し出をされた。

恋愛で、好きだった相手からフラれるのはつらい。しかし、生涯をともにしようと決意した婚約者から婚約を解消されるのは、失恋よりももっと痛手が大きいだろう。婚約破棄は、佳代子の心に深い傷を残した。

いったんは成婚退会したものの、結婚がなくなった佳代子は、私のところに戻ってきて、再びお見合いを始めた。

いくつか見合いをしたが、断ったり断られたりで、なかなかうまくいかなかったが、裕太と見合いをしてからの交際は順調だった。そして、真剣交際に入ったのだが、関係がより密になっていくと、「今はうまくいっているけれども、また振られてしまうかもしれない」と不安を口にするようになった。

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