くら寿司が「年収1000万円」で新卒募集するワケ 田中社長が明かす「すしエリート」採用の狙い

東洋経済オンライン / 2019年7月7日 7時30分

居酒屋といっても、その市場規模は縮小している。その中で競争するためには、多くの人材が必要になる。当社としては、今回のエグゼクティブ採用を生かして、海外でくら寿司を広めることに力を入れていきたい。当社はあくまで(回転ずしという)1つのフレームワークで戦っていく。今のところ新業態を展開する考えはない。

――話は変わりますが、今年2月にアルバイト店員による不適切動画の投稿が波紋を広げました。投稿後には客数も減少傾向にあり、くら寿司の業績にも影響を及ぼしました。

あってはいけないことで深く反省している。企業としてできることは、ルールを決めて、管理を徹底すること。再発防止に向け、できることをしっかりやっていく。

――創業して42年、くら寿司を引っ張ってきました。後継者について、どう考えていますか。

私の息子(田中信氏)が今、副社長をやっているが、息子に引き継ぎたい、という話は全然していない。優秀な人がいればその人に社長をやってもらえばいい。息子もそういうところに固執するタイプではない。実際、社長候補は5、6人いるかな。

大事なのは、われわれがビジネスマンである前に人間であるということ。次のリーダーには良心に恥じない仕事をしてほしい。

又吉 龍吾:東洋経済 記者

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