「定番ホットケーキ」、専門店のスゴすぎる進化 決してほかでは真似できない「ここだけの味」

東洋経済オンライン / 2019年7月10日 8時30分

東京・神保町の名店「TAMTAM」の「進化系」ホットケーキ(撮影:今祥雄)

ホットケーキという食べ物は、地味でありふれていて、手間暇がかかるのに値段が安い。商売として考えれば、あまり魅力的には思えないが、実はホットケーキにはビジネスのヒントが詰まっている――。

『現場力を鍛える』『見える化』など数多くの著作があり、経営コンサルタントとして100社を超える経営に関与してきた遠藤功氏は、「一見ありふれていると思われているホットケーキだからこそ、ビジネスとして成功するチャンスがある」という。

このたび『「ホットケーキの神さまたち」に学ぶビジネスで成功する10のヒント』を上梓した遠藤氏に、今まで出会ったホットケーキの繁盛店の取り組みを参考に、ビジネスで成功するためのヒントを解説してもらう。

■今までのイメージを覆すような名店のホットケーキ

経営コンサルタントとして100社を超える経営に関与してきた私がホットケーキの本を書いたところ、実にさまざまな感想をいただきました。

酒好きの私がスイーツ、しかもホットケーキなのですから「まさか遠藤さんが!」「意外すぎる!」というような感想が続出しました。多くの人が普段の私の言動とは結び付かなかったのでしょう。

まったくつながりがなさそうに見えますが、実はホットケーキには「ビジネスのヒント」が詰まっています。

なぜなら、「競争戦略」「現場力」「マーケティング」「経営理念」などの本質が、ホットケーキの繁盛店を分析することで、ビジネススクールで学ぶよりも、わかりやすくエッセンスが理解できることに気づいたからです。

そんな中、実際に訪ね歩いたホットケーキの名店の中には「こんなホットケーキ、見たことない!」という言葉が思わず出てしまうお店もありました。見た目、味、食感など、今までの一般的なイメージを覆すようなホットケーキなのです。

「中年男も感動!「王道系ホットケーキ」厳選3名店」で紹介した、昔ながらのクラシカルで安心感や安定感がある「王道系」とはまったく異なる、斬新でモダンな「唯一無二のホットケーキ」、いわゆる「進化系ホットケーキ」です。

この本では私が実際に訪ね歩いた31のホットケーキの名店を紹介しています。どのお店も、どのホットケーキも、実に個性的で、独自の魅力にあふれています。

本記事では、一般的なホットケーキのイメージを覆すモダンな姿形・味に挑戦している「進化系ホットケーキ」の名店を3店舗紹介します。

まず1つ目は、神田神保町にある「TAMTAM」というお店です。

■「遊び心」から新しい価値が生まれる

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