就活「優秀な人採る」イメージ強いTOP20の特徴 総合商社、コンサル、航空、広告は高嶺の花?

東洋経済オンライン / 2019年7月11日 7時20分

「優秀な学生が内定を取るイメージの企業」のアンケート調査では、伊藤忠商事が2位以下に圧倒的な差をつけて首位になった(撮影:梅谷秀司)

新卒採用はスケジュール化されており、インターンシップの開始、就職ナビのオープン、選考の開始、そして内定率などの重要指標は時期を追ってかなり詳しく報じられる。

そういう定番コンテンツの1つに「就職人気ランキング」がある。各就職情報会社が自社サイトに登録している学生に対して行うアンケート調査であり、学生本人が「ここに入社したい」と希望、注目している企業がランキングされ、発表される。

さて、今回はひと味違うランキングを紹介したい。「優秀な学生が内定を取るイメージの企業」ランキングだ。

■「優秀な学生だけ」入社できそう

HR総研では、「楽天みん就」の会員を対象にしたアンケート調査を3月に実施し、2020年卒の大学生・大学院生(文系541人、理系314人、合計855人)からの回答を得ている。

その中に「あなたの志望の有無に関わらず、優秀な学生が内定を取るイメージが最も強い企業を1社お選びください」という設問がある。一般の就職人気ランキングは自分視点のアンケートだが、この調査では自分ではなく、優秀な学生を想定して選んでもらっている。

「優秀な学生が内定を取る企業」とは「優秀な学生だけに内定を出す企業」とも言える。つまり、就活における難関企業がランキングされているわけだ。

断トツは伊藤忠商事だ。文系122人、理系54人、計176人が選んでいる。4位の同業の三菱商事(文系32人、理系14人、計46人)のほぼ4倍である。異様なハイスコアだ。

「入社している学生の学歴を見て、東大や慶応ばかりだったから」(千葉工業大学・理系)

「難関と言われる商社、かつ、大手だから」(関西外国語大学・文系)

「下の大学になるほど通るイメージがない」(関西大学・文系)

■伊藤忠が他を圧倒

総合商社の就職人気は以前から高く、入社のハードルは相当高いと考えられてきた。そして、そんな中でも現在では伊藤忠商事が抜け出し、圧倒的な難関企業と考えられている。

総合商社ではほかにも三菱商事が4位とトップ10に入り、三井物産も20位にランクインしているが、学生のコメントを読むと、伊藤忠商事に対する難関度の評価ほど明確ではないように感じる。

ただ、伊藤忠商事への評価が昔から高かったわけではない。10年ほど前までは、三菱商事や三井物産のほうが人気が高かった。とくに三菱商事が高かった。今もこの2社を支持する声はあるが、伊藤忠商事に比べると、かなり少ない。

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