「自民党のSNS」に若者がひとこと言いたいワケ 若者との接点を作るにはどうしたらいいか?

東洋経済オンライン / 2019年7月11日 7時40分

浅見:立憲民主党と共産党はインスタをやってません。

原田:あらら……。若者がこれだけ「インスタ化」しているのに、若者のことを見ていないのかしら……。若者を見ない政治は草の根と言えるんだろうか……。

松崎:公明党はありますけど、GIFアニメとかありますね。ある投稿では、文字の周りのジャガイモが回転してたりしますが、ちょっと理解に苦しみます……。

原田:あらら……。狙って外しちゃってるパターンだろうか……。

丸山:公明党は2017年衆院選のとき、候補者一人ひとりのポスターと一言公約をインスタにアップしていますが、これだったら読むかな。選挙ポスターって街中に貼ってあっても、あまり公約を読んだりしないので。ポスターそのままじゃなくて、ちゃんとインスタ用の正方形にリサイズしてますし。そこは高評価です。

原田:できたり、できなかったりしているんだね。まだ確立されていない、ということなんだろうか。

松崎:立憲民主党はインスタを始めたらうまくやりそうだと思います。Twitterの画像の作り方が上手なので。

原田:Twitterの作り方がうまいのに、インスタの重要性に気づいていないというのは皮肉なものだね。

■そもそも若者があまり使ってないFacebook

原田:この中で、Facebookを普段から使ってる人は? 

(6人中、2人が手を挙げる)

原田:やはり他のSNSより少ないように感じるね。Facebookは利用層が中年化していて、若者があまり使っていないと言われているけど……。

松崎:立憲民主党のFacebookを見てみると、1行目に絵文字を使っているところがいいなと思いました。Facebookは長い文章が投稿されがちでとっつきづらいんですが、絵文字が入ると、とりあえず目を通してみようかなという気になります。

原田:最年少、17歳の堀井さんは?

堀井:Facebookをやったことがないし、周りでもやっている高校生を見たことがないので、そもそも開き方がわからなくて……すみません。

浅見:共産党は、Twitterでは取り上げない海外ニュースをFacebookでは積極的に取り上げてますね。海外のメディアにも関心がありますという姿勢の打ち出しは、個人的にはポジティブな印象です。

原田:その共産党はこの3月にTikTok(ティックトック)にアカウントを開設していて、ダンス動画がネットで賛否両論議論になっていたけど?

須藤:この動画は……。

松崎:若者に近寄ろうという気持ちはわかるんですけど、もうTikTokって私たちの世代(大学生)でも若干イタくなっている面もある。SNSを選ぶときに「TikTokじゃない感」がある。

須藤:今TikTokをやってるのは中高生じゃないですか?

丸山:同世代の大学生だと、ティックトッカー同士が一緒にやってる感じです。私たちはフォローしてるのをちょこっと見るのみで、自分たちがやるものじゃなくなってるという声もある。

原田:まとめると、比較的若者に届いていそうなのはインスタだけど、流儀を学ぶべきということでしょうか。Twitterは硬い言葉が多いので、もっと接点や参加感を意識するということ。Facebook は若者があまり見ていない。そしてTikTokは政党が使うのにあまり向いてない、ということでしょうか。

(次回に続く)

(構成:稲田豊史)

原田 曜平:マーケティングアナリスト

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