「地方出身の東大生」の独学術が本質的すぎた なぜ「学校の先生と仲がいい」人が多いのか

東洋経済オンライン / 2019年7月13日 8時40分

「不利な環境」をはねのけて東大に入った学生たちに、勉強法を聞いてみました(画像:Fast&Slow/PIXTA)

偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。

「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」

「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭もよくなる作文術」を『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏が、「塾がない」「周囲に東大受験生がいない」という地方から東大に合格した学生の勉強法について解説します。

■「不利な環境」から合格した東大生のスゴい勉強法

都会出身者の割合が高い東大生の中にも、「地方の怪物」と言えるような東大生は一定数存在します。

塾も情報もライバルも先生も豊富な都会の受験生と違って、東大志望の友達は周りに1人もいない、塾も遠いし学校の先生も受験について詳しいわけではない……そんな「環境の不利」を乗り越えて、独学で東大に合格した学生たちのことです。

塾がない離島出身の東大生や、人口3000人の過疎の村出身の東大生、高校開校100年で初めての東大合格を果たした東大生……。彼ら彼女らの勉強法は非常に本質的で、ためになる部分が多いです。

今回は、そんな東大生がどうやって独学をしていたのか、モチベーションを持続させていたのかについてご紹介させてください。

地方出身の東大生の多くは、学校の先生と仲がいい場合が多いです。東大に合格して故郷を離れた今でも密に連絡を取り合っている……なんて学生もいるくらいです。

なぜ学校の先生と仲がいいのかと問うと、ほとんどは「受験のときに学校の先生にお世話になったから」と答えます。中には塾には行かず、学校の先生と二人三脚で東大に来たと語る人もいるくらいです。

誤解しないでいただきたいのは、これは「学校の先生の技術が優れていたから、生徒が東大に受かった」という話ではないのです。彼ら彼女らの学校の先生にも何人かに会いに行ってみたのですが、学校の先生ご自身はみなさん「いや、自分は普通のバックアップしかしていない」と語りました。

別に東大の問題を人よりも研究しているわけでもないですし、東大に合格した教え子もその子が初めて……というケースも非常に多いです。

では、なぜ彼ら彼女らは東大に合格できたのか? そこに、地方出身の東大生の独学術があります。実は地方出身の東大生は、優れた学校の先生に出会うことができたのではなく、学校の先生に助けてもらうのがうまかったのです。

■独学法1:ノートや文章を必ず人にチェックしてもらう

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