「勉強や運動」が続かない人が陥りがちな勘違い 精神論・根性論で無理に突破するのはNGだ

東洋経済オンライン / 2019年7月17日 7時50分

三日坊主にならないよう、やりたいことを習慣化させるコツをご紹介します(写真:gori910/PIXTA)

「やると決めたことを続けられれば、人生は変わる」。これについては、異論がない人がほとんどだと思います。問題は習慣化を精神論や根性論で乗り切ろうとするとつらくなり、結局続けられなくなることです。

「習慣化を成功させるために大切なのは、習慣化を妨げているボトルネックがどこに存在しているのかを把握してアプローチすることが重要だ」と習慣化コンサルタントの古川武士氏は言います。本稿では同氏の新著『理想の人生をつくる 習慣化大全』から一部抜粋し再構成のうえ、「何をやっても続かない」「やめられない」「先延ばししてしまう」といった悩みを持つ人への対策を5つ取り上げます。

■続けられない、やめられない、先延ばしする人

皆さんはこんな悩みはないですか?

■早起き・運動・日記・片づけ・英語学習などを続けられない
■食べすぎ・飲みすぎ・スマホの見すぎなどをやめられない
■新しいことをはじめたいけど、失敗が怖くて行動できない
■面倒なメールや報告書など、嫌なことはいつも先延ばししてしまう

「続けられない」「やめられない」「行動できない」「先延ばしする」――。行動面での悩みは、4つのキーワードに集約されるのではないでしょうか?

これらは、根性論で無理やり突破せずに、「自分をうまく乗せる」方法を見つけてあげることで打開しやすくなります。ただ、100人いたら100通りあるので、残念ながら「あなたにはこれがぴったり!」と提示することはできません。私にできることは、あなたが自ら気づけるように、多様な方法とヒントを紹介することです。

まず、簡単に習慣化について概略を解説します。なぜ私たちは1つのことを続けられないのでしょうか? 結論から言うと、脳には安全を守るために「新しい変化に抵抗し、現状を維持する」機能があるからです。私はこれを「習慣引力」と呼んでいます。

新しい習慣をはじめる、また現状の習慣を変えようとすることは脳にとって「新しい変化」なのです。そこによい習慣も悪い習慣もないのです。必死に変化に抵抗するため、三日坊主に陥るのです。

一方、脳は一定期間続けると今度はその行動を「現状維持」しようとします。ある行動が無理なく続くのは「現状を維持する」段階に入っているからです。これこそ習慣化された状態です。

習慣にはさまざまな種類がありますが、片づけ・英語学習・日記・節約などの習慣は、習慣化に要する期間は1カ月。ダイエット・運動・早起き・コミュニケーション・禁煙など身体のリズムに関わる習慣は、習慣化への期間は3カ月を目安にしてください。

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