恋愛はできても結婚に届かない39歳男性の遍歴 同僚のバツイチ女性と毎週会っていたが…

東洋経済オンライン / 2019年8月8日 18時0分

”結婚したい”というタイミングが合わないと結婚はできない。結婚したい2人のはずなのに、なぜすれ違ってしまうのだろうか?(写真:Fast&Slow/PIXTA)

結婚は、“決断”であると同時に、お互いが結婚を決断するタイミングが合うかどうかも大事だ。恋人にプロポーズをされたときに結婚がまだ決断できずに別れてしまい、いまだに独身でいる人もいるだろう。また、結婚を言い出さない恋人との結婚を信じ、何年もの月日をふいにしてしまい、いまだ独身の人もいるだろう。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、毎回1人の婚活者に焦点を当てて、苦悩や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。今回は、「結婚のタイミングがいつも合わない男性」のストーリーだ。

■彼女の気持ちが固まるまで待ちたい

塩田雄介(39歳、仮名)は、お見合い後交際に入った伊能麻耶(36歳、仮名)と、かれこれ7カ月の付き合いになっていた。

結婚相談所には、仮交際と真剣交際の区分があり、仮交際は相手のお人柄を見るための期間、真剣交際はその相手と結婚に向けて気持ちをすり合わせていく期間と定めている。

相談所の不文律で言えば、それぞれの期間は長くとも3カ月ずつ。例えば仮交際を3カ月し、一方が、「真剣交際に入りたい」と言っているのに、一方は、「まだ迷っている」と言うのであれば、そこでいったん交際終了となる。真剣交際に入ってからも、同様だ。

なぜこんな取り決めがあるかといえば、結婚相談所は、恋愛を楽しんだり、恋人を見つけたりする所ではなく、結婚相手を探す目的を持った人たちが登録をしている所だからだ。結婚が決断できない相手に引っ張られて時間を費やし、揚げ句の果てに、「やっぱり結婚できない」と言われたら、結婚をしたかった側の時間が無駄になってしまう。

ただ双方合意のもと、「もう少しこのままお付き合いをしたい」と言うのであれば、そのまま続行してもいいことになっている。

雄介と麻耶は、真剣交際に入ってすでに4カ月が経っていた。真剣交際に入って3カ月が経った頃、雄介は麻耶に“結婚”という言葉を出してみたのだが、麻耶は、「まだ結婚に進む自信がないので、もう少しこのまま付き合っていたい」と答えたのだ。

私はそれを聞いて、「今結婚を決められない人は、この先も結婚に踏み切れないわよ」と雄介に言ったのだが、彼の思いは変わらなかった。

「僕は、こういうところで婚活すること自体初めてだったし、半年間活動してきた中で、お見合いしてもピンとくる人がいなかった。“お見合いの出会いって、こんなものなのかな”と思っていたんですよ。でも、彼女は違っていた。これほど真剣に向き合って好きになれた人は初めてだったので、彼女の意志が固まるまでは、もう少し待ちたいんです」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング