ほんの3分!脂肪が燃え続ける秘密の「運動法」 医学界とスポーツ界が注目するHIITの秘密

東洋経済オンライン / 2019年8月11日 7時40分

運動後も脂肪が燃え続ける「アフターバーン効果」とは?(写真:Ushico/PIXTA)

梅雨明けしたと思ったら、あっという間に8月。「今からでも急いでダイエットしたい」「でも時間がない」という人たちに最適なのが「HIIT(ヒット)」です。1日たった160秒ほどの運動で、脂肪燃焼と筋肉量アップが同時に叶うという最新トレーニングについて、医師であり科学者でもある川田浩志氏に聞きました。

なぜ数分で効果があるのか、そのヒミツは、運動後も脂肪が燃え続ける「アフターバーン効果」にあるといいます。

■時間のない現代人にぴったりの効率のいい運動法

近年、世界の医療界、プロスポーツ界を中心に注目を集めている「HIIT(ヒット)」という最新のトレーニング。フィットネスクラブやリハビリ施設などでも取り入れられるようになっているので、ご存じの方も増えてきているかもしれません。

前回記事でも詳しくご紹介しましたが、このHIITがほかの運動とどう違うのかというと、週に2、3回、1回たった数分程度の運動をするだけで、ダイエット効果や筋トレ効果、健康効果が表れること。つまり、「圧倒的に短時間で大きな効果が期待できる」からです。

科学的なエビデンスも多くあり、先述したように、リハビリ施設でも導入されているので、安全な運動であることも折り紙付きです。

このHIITのやり方を簡単に説明すれば、文字どおり「高強度(High Intensity)の負荷のかかる運動と休憩を短い間隔(Interval)で繰り返すトレーニング方法(Training)」ということです。

つまり、数十秒ほど全力(もしくは全力に近い力)で動き、ちょっと休憩して、再び全力で動き、休憩する……ということを数セット繰り返すのです。

このトレーニングに適した運動はたくさんあり、例えばダッシュでもいいですし、スクワットやバーピー、ジムならランニングマシンや適切な負荷をかけたエアロバイクなどでもできます。

時間のない現代人にとって、HIITは実に効率のいい運動法だといえるでしょう。

「でもちょっと待って、有酸素運動は20分以上続けないと脂肪燃焼効果が得られないってよく聞くけど?」

という疑問を持つ人もいるかもしれません。確かに、ウォーキングやランニングなら30分~1時間ほど続けなければ効果が出ないイメージがあります。

しかし、HIITには、ある大きな特長があるのです。それが、「アフターバーン効果」。

これは、「EPOC(excess post-exercise oxygen consumption)効果」とも呼ばれるもので、簡単にいうと、運動を終えた後でも普段より酸素摂取量が増えていて、エネルギー産生が続く状態のことです。しかもその際、エネルギー源として脂肪が優先的に使われます。つまり、運動後、休憩中も寝ている間も脂肪が燃え続けるということです。

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