学歴フィルター使う企業なんて無視すればいい 中堅校以下の学生はどう就活にのぞむべきか

東洋経済オンライン / 2019年8月31日 8時0分

学歴フィルターにひっかかる中堅校以下の学生はどのような就活戦略を立てればいいか (写真:mush/PIXTA)

今回テーマにするのは、「中堅校以下大学の就職活動」についてです。中堅校というのは、関東でいう日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)、関西で言う産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)あたりをイメージしています。

何故、このテーマを扱うかというと、2018年9月25日配信記事、「就活『学歴フィルター』がなくならない真因」でも書きましたが、企業の採用活動における大学名による選考フィルターは確実に存在します。それにもかかわらず、その事実は企業側がオープンにしないため、その現実がわからないまま、無駄に就活に苦しむ学生が多くいるのです。

とくに学生から人気の大手企業は、確実に大学名を見ていると思われます。いろいろな企業の方と話す中では、MARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)、関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)以上というフィルター基準が多いという印象があります。

■学歴フィルターをかける会社は少なくない

また、先日発売された『AERA』8/5号の「人気企業100社が選んだ大学」という記事に、人気100社の50大学からの採用者数調査の結果が出ていました。その採用者数の実態の数字を見ても、業界によって傾向は異なるものの、MARCH、関関同立以上と、そうでない大学との差が出ているように感じます。

中堅校から大手企業に入社する人を細かく調べると、体育会からの入社だったり、役員や取引先が絡んだ縁故入社だったりということもあります。

人気大手企業が採用する人数はそんなに多くありません。毎年大学を卒業する人数を考えても、中堅校から人気大手企業に入るのは、確率からしても、受験勉強をし直して、トップブランド大学に入ることより難しいと思います。

なぜ、大学名によるフィルター、いわゆる「学歴フィルター」があるかは以前にも書きましたし、ここでその是非を問うつもりはありません。

最近、人気大手企業の初期選考で、AIを導入して判定するケースが増えていますが、だからといって学歴フィルターがすぐになくなるとは思えませんし、逆にAI選別を理由に、より学歴フィルターが強化されてしまう可能性があると考えています。

学歴フィルターが実際に行われており、おそらくすぐに変わるものではなさそうだということをふまえ、フィルターに引っかかってしまう学生にとって、どうしていくことがよい方向なのかを考えてみたいのです。

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