ホンダ「Nシリーズ」の安全は何が進化したのか N-BOXとインサイトの衝突実験で感じたこと

東洋経済オンライン / 2019年9月11日 7時40分

また、普通乗用車であるインサイトに対する衝突後の解説が一切なかった点も残念。Nシリーズ安全取材会なので軽自動車が主役であることは承知しているものの、コンパティビリティ対応ボディはN-BOXとインサイトの両車に通ずる設計思想であり、また両車の相乗効果で今回の結果が双方に得られている。よって、その点を現場にいた担当者にズバリ伺ったものの回答は得られなかった。

ホンダの実験施設なので取材の場としての実現は難しいかもしれないが、他メーカー車両との衝突ではどんな結果になるのか? さらには販売台数の多いミニバンやSUVは車両重量がかさみ重心位置が高い傾向にあるが、それらとの衝突ではどんな結果になるのかなど、これらついてはわれわれメディア側だけでなく、Nシリーズの購入を検討されているお客様にとっても知りたい情報の1つではないかと思える。

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【筆者追記】今後の要望としてはその筆頭に、ホンダが誇る歩行者ダミーPOLARⅢを用いた人対車両の衝突実験の取材が挙げられます。「死亡事故の類型トップ」である人対車両の事故に対して、技術者への取材を踏まえて知見を高め、今後この場でまたリポートしたいと思います。

またホンダらしさで言えば、世界初の市販車用二輪車エアバッグを搭載した大型二輪車「ゴールドウイング」のエアバッグについても言及されることがあれば、二輪/四輪/汎用メーカーらしさがさらに助長されるのではないかと考えています。

西村 直人:交通コメンテーター

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