乗車でポイント還元「Suica」新サービスの狙い モバイルの還元率高め、カード型から誘導?

東洋経済オンライン / 2019年10月2日 7時0分

最近、JR東日本の駅にある券売機の設置箇所に空きスペースが増えているのにお気づきの方も多いだろう。Suicaを現金でチャージする人も減り、定期券は通勤定期ならばモバイルで買う人も多くなった。新幹線はモバイルSuica、特急もチケットレス化が進む。窓口も券売機も設備を減らすことができ、人件費や設備費のコストを削減できる。ICカード専用の改札機は構造もシンプルだ。

さらに、モバイルSuicaが普及すればICカードそのものの販売も減らすことができる。JR側の手間やコストの大幅な削減につながるのだ。

今後はさらにスマートフォン対応のサービスが増え、いずれカード型のSuicaは通学定期券などに使用するものが中心になっていくのではないだろうか。それさえも、スマホカメラで学生証の写真を撮影してアプリで自動認証、ということになるのかもしれない。

今回のモバイル利用者を優遇した高還元率のサービス導入により、カード型からモバイルSuicaへの移行が進めば、改札・窓口・券売機周りの省力化が一層進むことになるだろう。

小林 拓矢:フリーライター

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