就活「セミナー・会社説明会」の評価が高い20社 首位JALだが、第一三共や村田製作所など浮上

東洋経済オンライン / 2019年10月3日 8時10分

就活生からの評価が高い企業の説明会にはどのような特徴があるのだろうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)

就活は多くのプロセスで構成されている。自分を知るための自己分析に始まり、キャリアの方位を定めるために業界・職種・企業研究を行い、実技編としてグループワークや面接の模擬経験を積む。しかし、ここまでは準備である。

実体験としての就活は、インターンシップやセミナー(会社説明会)に参加するところから始まる。学生はセミナーで登壇する人事担当者や社員を見て聞き、質問してリアルな関心と意欲を抱く。さて、学生はどのようなセミナーに好感を抱くのだろうか?

HR総研は、「楽天みん就」と共同で、2020年卒就活生を対象に1人1社だけ「印象のよかったセミナー・会社説明会」を選んでもらった(有効回答数:1489人)。その結果を上位21社まで紹介しよう。

■総合1位は日本航空

総合の1位、2位は日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)のエアライン系2社である。スコアにはかなり差があり、JALは39ポイント、ANA29ポイントと10ポイントの差がある。

この2社は文系で圧倒的に評価が高く、JALは33ポイント、ANAは25ポイント。他の企業は10ポイント台にすぎない。ただ、理系はJALが6ポイント、ANAは4ポイントと少ない。また旧帝大クラスでコメントした学生は皆無で、上位私立大の学生が目立つ。

好印象の理由を読むと、両社ともにセミナーの雰囲気と社員の人柄のよさを挙げる学生が多い。JALに対しては、

「メッセージカードをくれた」(文系・上位私立大)

「時間すべてを社員座談会に使っていた」(文系・上位私立大)

「実際に働いているCAさんがたくさんいらっしゃってワクワクしたし、生の声が聞けたのでよかった」(文系・上位私立大)

とある。社員、とくにCA(キャビンアテンダント)を動員していることがわかる。

学生がJALを研究すれば、経営破綻した歴史を知ることになる。しかし、JALは隠そうとしていない。その姿勢が好感されているようだ。

「経営破綻の内容を包み隠さず、むしろ成長している過程を知ることができたことと、以前と社風が異なっていたこと」(文系・中堅私立大)

ANAのセミナーもJALと似た雰囲気のようだ。JALはメッセージカードをプレゼントしたようだが、ANAはクリアファイルとお茶。こういう小さなプレゼントで、たぶん学生は距離の近さや優しさを感じとっているのだろう。

「一人ひとりにクリアファイルとお茶をくれた」(文系・上位私立大)

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