「あらゆることから何かを学ぶ」東大生の頭の中 「自分の意見」をつくることはこんなに大切だ

東洋経済オンライン / 2019年10月5日 7時25分

東大生は「あること」をすることで、あらゆることから情報を得ているといいます(写真:クロチャン/PIXTA)

偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。

「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」

「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭もよくなる作文術」を『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏の最新作『東大で25年使い続けられている「自分の意見」の方程式』から、頭のいい人はどうやって「新しい情報」に接しているのかを解説します。

みなさんは、何か新しい話を聞いたときや新しい本を読んだとき、「なるほど!」と思うことが多いですか? それとも「そうそう!」と思うことが多いですか?

「へえ、なるほどな、知らなかった!」と未知の情報として話を聞くことと、「そうそう! 確かにそうなんだよ。自分の考えと同じだ」と知っていることを再確認するかのように話を聞くこと。新しい話や本の受け取り方は、人によってさまざまだと思います。

でも、実は東大生にこの質問をぶつけると、回答が一方に集中します。頭のいい人は、みんなこの質問への回答が同じになるのです。

本を読むとき、人の話を聞くとき、記事や新聞を読むとき……。僕たちは多くの場面で情報を摂取していますが、実はその情報摂取のタイミングで「なるほど」と思っているか「そうそう」と思っているかで、大きな差が出てくるのです。

今日は、この「なるほど」と「そうそう」の大きな違いと、その差を生じさせている「自分の意見」についてお話しさせてください。

先に答えを言ってしまうと、「なるほど」ではなく「そうそう」と思って情報を摂取している人のほうが頭がよくなり、得た情報を次に生かせます。

僕は東大生の勉強習慣や読書習慣について調べているのですが、その調査の中でわかったことは、東大生は本を「なるほど!」と考えながら読んでいることはほとんどないということです。

東大生の読書感想文を読んだり読んだ本の感想を聞いたりすると、「新しい知識が得られてよかった」という感想を持つ人は非常に少ないのです。

ではどういう感想が多いのかというと、「そうそう!」「やっぱりそうだよな!」です。新しい知識を得るのではなく、自分の頭で考えていたことを確認する読み方をしている人が多いのです。

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