中川翔子「いじめられた過去を断ち切る方法」 インターネットとの楽しいつきあい方

東洋経済オンライン / 2019年10月12日 7時35分

「元いじめられっ子」ではなく、前向きに生きていくために必要なこととは?(撮影:今井康一)

「しょこたん」の愛称で親しまれ、歌手・タレントとして活躍している中川翔子さんは、中学時代に壮絶ないじめを受けていた。今では芸能界で成功を収めている彼女だが、なかなか「いじめられていた過去」を断ち切れずにいたという。

そんな中川さんを変えたのはインターネットだった。「明るい遺書」と称し、好きな物事と徹底的に向き合い、ブログやSNSで発信を継続したことが、現在の仕事につながっているのだという。

「元いじめられっ子」として生きるのではなく、自分自身の人生を前向きに歩むために取り組んだことについて聞いた。

前回記事:中川翔子「私が母にいじめを言えなかったワケ」

■恨むのはやめて、生きた証しを遺そう

――悔しい、つらい思いから立ち直るために、どうしましたか。

私自身、20代までずっと「いじめられていた過去」に引きずられて「あいつらを見返してやろう」という気持ちで生きてきました。でも、人を恨むなんて、エネルギーがもったいない。そこで「自分が生きた証しを遺そう」と、ブログを始めたんです。

――好きな物事を自由につづったブログ「しょこたん☆ぶろぐ」は、中川さんのブレイクを後押しするきっかけになりましたね。

それまではずっと引きこもって、毎日のように中学時代にいじめられていたことを思い出してしまっていたんですけど、心を切り替えて、本や漫画などに向き合うことにしました。今では「あの頃に引きこもっていたからこそ、今の仕事に生きる蓄えができた」と思えるようになりましたね。閉じこもっていると気分も落ち込むけれど、誰かを呪う時間って不毛なので、漫画でもゲームでも、好きなものに好きなだけ触れたほうがいい。今の私も、そうしてアップデートされたと思うんです。

――子どもに広い世界を知ってほしいですが、ネットとの関わり方は、難しい部分もあります。どうネットと接させたらいいでしょうか。

ネット上には未成年に有害なコンテンツもあるので、最低限のネットリテラシーはしっかり教えてあげてほしいですが、最終的にはお子さんのことを信じてあげてください。ネットって、救いの場になるだけでなく、情操教育にとても役立つんです。とくに、今の世代にとっては空気のようなもの。ネット禁止にしちゃうと、息をする場所がなくなってしまいます。趣味が合う友達もすぐにできるし、まずは学校の外の世界を知ることが大事ですから。

――中川さんの、おすすめのネット活用法は。

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